2022年1月 8日 (土)

竹のバウムクーヘンづくり

連休初日、今日は「竹のバウムクーヘンづくり」のご指導をさせていただきました。

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下準備としては、

①生地作り

②火おこし(炭)

③竹をあぶって油を出し、ふき取る

があります。

あらかじめ、竹は切り出しておき、加熱によって破裂しないよう、切込みも入れておきます。

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生地作りの要は、卵の白身でのメレンゲづくりです。もちろん「手動」。

角が立つまで泡立てる。根気がいります。

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その後は、他の食材と混ぜ合わせ、生地は完成。

 

火おこしは、チムニースターターで。こちらも少し時間がかかりますが、無事に着火。

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竹をあぶり、油を出し、汚れを落としたら…ここからも地道なバウムクーヘンづくりが展開されます。

何層も重ねていくバウムクーヘン。炭火でじっくり、根気よく。

子ども達も手伝ってくれました。

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時折、あま~い香りが漂ってきます。それでもまだまだ層は厚くなりません。

50分ほどでしょうか…やっとできました!

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竹から抜いた時の感動、切った時の美しさ、食べた時の美味しさ。

「楽しかったです!」と地道に焼き上げ、満足そうな様子のみなさん。

私も嬉しくなりました。

 

途中、寒さでバターが固まってしまったり、時間がかかるがために、別の食事でおなかが一杯になってしまう様子もありましたが、みんなで作った楽しさがそれらを上回りました。

またぜひチャレンジしたいですね。

 

坂口(ねぷた)

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2021年12月24日 (金)

今年最後のしめ縄飾り

♪ジングルベル ですね。今日はクリスマスイブです。

サンタさんがトナカイたちと夜空を駆け回る日。今は大忙しに違いないですね。

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センターには、サンタさん、来ましたよ!美味しそうなお菓子が届いていました!

 

さて、本日は2週にわたり「しめ縄飾り作り」にお力添えいただいたボランティアさんの所属する利用団田さんがご利用されました。

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センターが分校だった頃の小学生だった方もいらっしゃいます。

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今日も新鮮な南天の実をご用意いただき、指導スタート!

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藁をない、それを編んでいく作業には力が必要。そのための秘密兵器が登場しました。分かりますか?

端を手製の鉄製道具で抑えているんです。すごいです!

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皆さん、それぞれ素敵なデコレーションを施し、完成!

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素敵な年越しが出来そうな、しめ縄飾りとなりました。

手際よく片付けもしてくださり、助かりました。

もしかしたら、この温かな雰囲気と、皆さんの笑顔が今年のクリスマスプレゼントだったのかもしれません。

 

坂口(ねぷた)

 

 

 

 

 

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2021年12月19日 (日)

ご指導させていただきました~しめ縄飾りとつぼ焼き芋~

昨晩は寒い中、テント泊されていた利用者さん。さすがにつらかったと思います。皆さん、体調崩されませんように。

 

とはいえ、今日も快晴。そんななか、本日は利用団体さんの「研修」ということで、所長が「しめ縄飾りとつぼ焼き芋」の指導をさせていただきました。

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「しめ縄飾り」の指導には、先週末もお手伝いいただいたボランティアさんにもお越しいただきました。

と、最初は「つぼ焼き芋」のレクチャーから。仕掛けてから「しめ縄飾り作り」という段取りです。

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皆さん、興味津々です。「芋を語らせたら1時間かかるよ」という所長。焼き芋の美味しさの秘密を色々お伝えしていました。

出来上がりを楽しみにしながら、室内へ。

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「しめ縄飾り」の由来や飾りの意味などもお話しつつ、作り方へ。

簡単そうで少々コツの必要な「しめ縄飾り」。ひとりより二人でやった方が力も入るので、良いです。

しっかり藁をなって、編んでいき、飾り付け。飾り付けの間は、みなさん真剣。無言の時間が流れました。

その間、外ではいい香り。お芋が焼けました!

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密状態の壺の中で、蜜がたっぷり滴るお芋。最高です。

みなさんに美味しく召し上がっていただけるよう、丁寧に取り出し、お渡ししました。

「いい香り」「美味しい」。「その笑顔の為にやってるんです」と所長。さすがですね。

 

色んな事がありますが、こうしてお腹を満たし、笑顔で迎えられる年末。ありがたく思います。

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「また来年もよろしくお願いします。」とお互いにご挨拶しながら、お見送りさせていただきました。

これは、その利用団体さんからいただいた、小さなかわいいしめ縄飾り。

私はこれで神様をお迎えしたいと思います。

 

坂口(ねぷた)

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2021年11月21日 (日)

焼いも器フル稼働

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本日ご利用の団体さんは、それぞれ石焼いも器とつぼ焼きいも器を使って

焼いも作りをしていました。

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こちらの子ども会さんは石焼いもを作っています。

このドラム缶石焼いも器は2段になっている内の下段で薪を焚き、上段でおいもを焼きます。

以前に焼いも器を使ったことがあるそうで、上手に薪を燃やしています!

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こんがりと表面が焼けてきました!

この程よい焦げ目も美味しいのですよね。

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もう1つの団体であるガールスカウトさんはさつまいもと、なんとりんごを丸々焼いてみることにしました。

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つぼ焼きいも器にさつまいもを吊るして、炭火でじっくり焼いていきます。

りんごはフックにかけて吊るしましたが、焼いているうちに下に落ちてしまったそう。

最終的には七輪の炭火でじっくりと焼くことにしました。

失敗しても、そこからすぐに工夫していることがすごいですね!

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さつまいももりんごも焼きあがりました!

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つぼ焼きいも器に集まって暖をとるスカウトたち。

食べた感想は「メインの焼いもよりりんごの方が甘くなっちゃった!」とのこと。

どちらも甘くてみなさん満足そうでした。

 

本日は石焼いも器もつぼ焼き芋器も稼働していて、

職員としては早速先日の職員研修の生かされた1日となりました。

焼いもを作ってみたい方は

つぼ焼き芋器や石焼いも器にぜひチャレンジしてみてくださいね!(片岡)

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2021年11月17日 (水)

体験型意見交換会

豊かな里山環境が残る黒川地域では、年間を通して様々な主体(地域の方々、大学、企業、行政など)が連携し、地域活性化に向けた取り組みを行っています。

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当センターでも、これまで主に子ども向けの野外活動プログラムを展開し、地域の子どもたちはもちろん、川崎市全域からも利用者が訪れています。

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地域活性化専門部会のみなさんと、センター職員との交流及び、意見交換の機会として、センターの人気プログラム「ドラム缶ピザ」を体験していただき、今後の利活用の可能性(大人の利用や新たな使い方など)について、意見交換を行いました。

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ドラム缶ピザ体験については、みなさん大満足だったようです。

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美味しいピザを食べた後には、里山の利活用についてやセンターとの活動連携など、積極的に意見を出していただきました。

コロナ禍で対面での活動が難しい状況でしたが、今回は、広々とした自然の中で対面で体験を通じて実施したことにより、スムーズな意見交換を行うことができました。

今後も黒川の自然を生かした体験プログラムを、みなさんと共に作り上げていきたいと思います。(野口)

 

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2021年11月 6日 (土)

お肉が焼ける前のひととき

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お肉が焼ける前のひとときに

珈琲焙煎を楽しみたい、というお声があり

センター職員が指導しました。

薪ストーブを背景にゆったりとした時間を過ごしていただきました。

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電動ミルで炒りたての豆を挽きます。

良いにおい!

炒った直後の豆も香ばしいですが、挽くとさらに香りが増します。

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挽きたての豆に熱湯を注ぐと

泡がもこもことでてきます。

「泡が出てきたー!」と子ども達も興味津々です。

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ドリップしたてのコーヒーをみなさんで味わいました。

子ども達も普段コーヒーを飲まないけれど、今日は一口挑戦してみました。

じっくり焙煎から楽しむコーヒータイムは

コミュニケーションを取りたいときにぴったり。

珈琲焙煎講座にご興味のある方は、センターまでお問合せください。(片岡)

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2021年10月28日 (木)

BBQ中級MC講習会開催中

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本日は日本バーベキュー協会さんの中級MC講習会が開催されています。

なんとここにいる全員がバーベキュー上級インストラクター。

このMC講習会を受講すると、バーベキュー中級検定の講習会を開催することができるようになります。

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最初は座学です。

「1分間の自己紹介を考えましょう。1分間って意外と長いんです。」と講師の下城さんは話します。

みなさん机の上で自分の自己紹介を考えていました。

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大きなお肉や魚を焼くために下処理中です。

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お肉を焼くとき、燃えている炭の直にローズマリーを乗せて香りをたたせていました。

初級検定だけでは伝えきれない、驚くような技を要所要所で教えてくれます。

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こちらはしいたけのアヒージョ。

オレンジ色のオイルも鮮やかで、見た目も香りも美味しそう!

上級インストラクターを取得した方にとってスキルアップになる講習会でした。(片岡)

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2021年10月16日 (土)

学生さんとドラム缶ピザ

今日は、先週に引き続き、保育系の学生さんのピザ指導を行いました。

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緊急事態宣言が解除され、徐々にではですが、クッキング系のプログラムを行う団体も増えてきました。

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役割分担とコミュニケーションをテーマにピザ作りを行いました。

班ごとに、火、生地、トッピングの3つの役割に分かれて、それぞれに説明を聞き、班に戻って、情報を共有してから作業を開始します。

 

情報共有とコミュニケーションが取れれば、美味しいピザが出来上がる仕組みになっています。

普段から保育を学び、子どもたちとコミュニケーションをとっているだけあって、ピザ作りもスムーズに進んでいきました。

 

火の係は、新聞紙を使わずに、ナイフとメタルマッチを使って火をおこす方法を学んで実践してもらいました。

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トッピングの係は、とにかく薄く切るのがポイントです。野菜やソーセージなど包丁さばきも上手でした。

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生地の係は、粉から捏ねてもらいました。捏ねた生地は薄く延ばしてもらいます。綺麗な丸に延ばすのは難しく、苦労していました。(丸じゃなくても味には問題はありません!)

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自分たちの役割をしっかり行うことで、美味しいピザが出来上がりました。

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コロナ禍で、昨年から学校行事が全てキャンセルになり、今回久しぶりに野外に出て活動出き、先生方も学生さんも喜んでいました。

最後には、各班ごとに今回の振り返りを行い、感想を述べあってもらい終了となりました。

 

黒川のドラム缶ピザは、対象者に合わせて、いろいろなアプローチで指導することができます。

小中学生の仲間作り、高校生・大学生の研修、新入社員研修としても実施可能です。

興味のある方はセンターまでご連絡ください。よろしくお願いいたします。(野口)

 

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2021年8月12日 (木)

今日のご利用団体活動の様子紹介

数日前の猛暑に比べ、比較的過ごしやすかった本日。

コロナ禍でも安全に配慮し、子ども達が今体験すべきことを逃さないことを念頭に、宿泊活動をされた団体さんの2日目にあたりました。

今日はその様子を少しご紹介します。

 

幼児のお子さんから参加されていたようで、「昨日は少しお母さんに会いたくなっちゃったの」と言いながら朝の片付けを頑張っていた子がいました。

いつもと違う場所で、いつもと違うお友だちと過ごすことは、大冒険のひとつ。

さみしさを経験しながらも乗り越えた姿は、少し成長した様子。お片付けも頑張って、今日はどうやらクラフトとちょっとした水遊びがメインのようです。

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寝袋を干したり、衣類を整理したり…子どもたちにとっては、なかなか時間がかかりますが、宿泊体験には必要な経験です。

そして自然物を拾ってきて、思い出のクラフトづくりをしたようです。

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水をかぶったら、少し肌寒いのでは?と思いながらも、子ども達が楽しみにしていた水かけごっこも大盛況の様子。

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一昨日くらいの暑さだったら、きっとすぐに乾いたことでしょう。

黒川に川が流れていたら、もっと大人気なスポットになるだろうな、と思いながら笑い声を聞いてました。

 

8月に入り、お泊り予定を日帰りに変更された団体さんもいらっしゃいます。

それぞれかなり気苦労されながらも、子ども達の成長にとって今必要な事を、何とかさせてあげたい思いを持って、黒川をご利用されています。

その一助になれれば幸い、と思いながら、健康管理を日々行うようにしています。

 

坂口(ねぷた)

 

 

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2021年7月 3日 (土)

7/3 野外実習のお手伝いをしました

7月に入ってからずっと雨が降り続いており、お住まいによっては甚大な被害が発生しているところがあるとニュースで聞いています。

皆様の安全を心より祈っております。

 

当センターも今朝まではかなりの雨が降っており、グランドは沼のよう。小田急線もこの状況の中で、運行に支障をきたしていました。

そんななか、日本大学文理学部の学生さんが「野外実習」の授業と言うことでお越しになりました。

「オフラインでは初めて会います」ーコロナ禍の影響が大きい様子を改めて感じました。それゆえ、少々緊張気味でスタート。

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自己紹介をしたらさっそく外へ。当初の予定を変更し、センター自慢のひとつ、竹を使ったアクティビティに取り組んでもらいました。

ノコギリやナイフを使う経験は、大学生になってもそれほど多くはないのが現代。

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作ったのは、竹カップと竹のお箸。

多少苦戦する様子もありましたが、さすが大学生です。やっていくうちに上達していきました。やりながら工夫し、高みを目指していく。これが体験学習です。

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学生さんによっては、竹カップの外側をそいだデザインにしたり、竹箸は長さや細さにオリジナリティを見出したり。やり始めるとこだわりたくなるのが、クラフトアクティビティ。夢中になる様子がいいですね。

 

お昼ご飯をはさんで、今度はアイスブレイクゲームやイニシアティブゲームを体験し、学んでいきました。

お互いの関係作りのスタートとして使うのがアイスブレイクゲーム。同じ体験をすることで心の距離を縮め、一緒に笑っていくことで安心できる雰囲気を作っていきます。

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少しずつ信頼関係が築けて来たら、課題解決ゲームにチャレンジしていきます。互いに意見を交換し、力を合わせて、工夫しながら課題をクリアしていきます。

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今日は筒を使ってビー玉を運ぶ「パイプライン」やランダムに並べられた1~30の番号をいかに早く順番に踏んでいくかという「キーパンチ」にチャレンジしていました。

解決策が見いだせても、形にしていくのは難しい。意見交換をし、軌道修正し、互いのイメージが一致したとき、成果が生まれる。達成できた時の喜びも味わえる。そんな感覚が、学生さんの中で起きていたら嬉しいです。

少々時間オーバーとなり、本来はメタルマッチを使った火おこしにも挑戦してもらいたかったのですが、こちらはインストラクションのみ。また機会があったらぜひ体験してほしいです。

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「実体験」をしてこその野外実習。コロナ禍で授業がオンライン中心となり、本来学べるはずのことが学べず、友達と会うことも出来ない今。学生さんのストレスも高いことと思います。それでもこうして今回できたこと、少し彼らの学びと成長につながることを切に願います。

そしてこの経験が活かせる機会があれば、より自分のものになるはず。ボランティアスタッフとしてセンターに来てもらえたら、それが叶います。

若い力、お待ちしています!

 

坂口(ねぷた)

 

 

 

 

 

 

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