風景の変化と見晴らし
ご存知のように、この季節は、落葉樹の葉は無いに等しいため、見晴らしが良くなります。
秋の紅葉の頃と比べ、色があまりないため、若干の寂しさはありますが、遠くまで見渡せるのは気持ちいいな、と感じています。
センターの話をすれば、毎月お力添えいただいている「ネイチャーボランティア」事業で、整備をしていただいているため、
今冬も景色が変わりました(ネイチャーボランティア実施時にもその様子はお伝えしているかと思います)。
陽が入るようにした場所は、また新たな生命が育まれる場所となりますね。もう少し平地なら、温かな日差しの中、お弁当でも食べたいです。
さて、ここは本来は入らずにいてほしい場所。根っこがむき出しになり、土壌も痩せている感じです。子ども達からすれば、「お、冒険できそう!」という感じにも見えますが、木々からすれば、「おいおい痛いよ」となっているかもしれません。
今でこそ、皆さん入らずに居てくれていますが、その昔はチャレンジャーが多数いた場所です。
ここは、どこからの眺めかお分かりになりますか?
センターのシンボル「どんぐり山」のてっぺんからグランドに伸びる坂の上です。実は2本のロープが伸びていた場所。
しかし、それを支えていた鉄柱やコンクリートの支えが、むき出しになってしまい、危険な状態に。ゆえに撤去してしまいました。
木々の根っこもむき出しです。先ほどと同様、子ども達の「チャレンジ」にはいい場所。しかし「自然との共存」を考えた時に、どこまでOKなのか、どこからアウトなのか、なかなかラインが引きづらいです。
そしてこちら。最近のできごと。
お隣の敷地の木が切られたようです。ずいぶん音がしているな、と思っていたら眺めが良くなってしました。
「環境整備」「危険樹木の撤去」といった形で、やらざるを得ない整備があると思います。そしてそのあと、「そこをどうしていくか」、までが「里山保全」や「自然との共生」なのかな、と感じています。
最後に。
工作室の出入り口に新たに薪が積まれました!そこだけ見ると「山小屋」みたいです。
「見せる収納」「整理整頓」。改めて気持ちよく皆さんに使っていただけるセンターを目指したいと思います。
坂口(ねぷた)
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