2022年1月29日 (土)

風景の変化と見晴らし

ご存知のように、この季節は、落葉樹の葉は無いに等しいため、見晴らしが良くなります。

秋の紅葉の頃と比べ、色があまりないため、若干の寂しさはありますが、遠くまで見渡せるのは気持ちいいな、と感じています。

 

センターの話をすれば、毎月お力添えいただいている「ネイチャーボランティア」事業で、整備をしていただいているため、

今冬も景色が変わりました(ネイチャーボランティア実施時にもその様子はお伝えしているかと思います)。

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陽が入るようにした場所は、また新たな生命が育まれる場所となりますね。もう少し平地なら、温かな日差しの中、お弁当でも食べたいです。

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さて、ここは本来は入らずにいてほしい場所。根っこがむき出しになり、土壌も痩せている感じです。子ども達からすれば、「お、冒険できそう!」という感じにも見えますが、木々からすれば、「おいおい痛いよ」となっているかもしれません。

今でこそ、皆さん入らずに居てくれていますが、その昔はチャレンジャーが多数いた場所です。

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ここは、どこからの眺めかお分かりになりますか?

センターのシンボル「どんぐり山」のてっぺんからグランドに伸びる坂の上です。実は2本のロープが伸びていた場所。

しかし、それを支えていた鉄柱やコンクリートの支えが、むき出しになってしまい、危険な状態に。ゆえに撤去してしまいました。

木々の根っこもむき出しです。先ほどと同様、子ども達の「チャレンジ」にはいい場所。しかし「自然との共存」を考えた時に、どこまでOKなのか、どこからアウトなのか、なかなかラインが引きづらいです。

 

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そしてこちら。最近のできごと。

お隣の敷地の木が切られたようです。ずいぶん音がしているな、と思っていたら眺めが良くなってしました。

「環境整備」「危険樹木の撤去」といった形で、やらざるを得ない整備があると思います。そしてそのあと、「そこをどうしていくか」、までが「里山保全」や「自然との共生」なのかな、と感じています。

 

最後に。

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工作室の出入り口に新たに薪が積まれました!そこだけ見ると「山小屋」みたいです。

「見せる収納」「整理整頓」。改めて気持ちよく皆さんに使っていただけるセンターを目指したいと思います。

 

坂口(ねぷた)

 

 

 

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2022年1月27日 (木)

今日の薪仕事

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丸太を割って薪にしたものを、随時薪棚に入れて乾燥させています。

この薪棚はホールのすぐ側に設置してあります。

ホールの薪ストーブに薪を入れたいときに、薪をすぐに取り出せるのでとても便利です。

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本日は、棚の左上エリアの薪を満杯まで入れました!

途中で崩れてこないよう、できるだけ隙間が空かないよう、ぎゅっと薪を詰め込みます。

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左下のエリアの薪は、薪ストーブのすぐ近くのワゴンへ移動させました。

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左下エリアが空っぽになりました。

薪をエリアごと順番に補充していくことで、薪を棚に入れて乾燥させ始めた時期が分かりやすくなります。

先ほど左上を補充したばかりなので、右側の薪の方が乾燥している、といった具合です。

薪ストーブに使う薪は乾燥していた方が良いため、次は棚の右側の薪をストーブに使っていきます。

割った薪を移動させたり、棚へ保管したりと、定期的にこのような仕事も薪ストーブを使うにあたって必要なのでした。(片岡)

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2022年1月22日 (土)

プレーパーク準備

皆さん、こんにちは。

明日は黒川プレーパークの開催日になります。

 

今日はコーナーごとの備品準備や、場所の確認などをしました。

 

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なんの備品なのか、分かる人にはわかるかもしれません。

 

明日のブログでも、プレーパークの活動をあげますので、楽しみにしていてくださいね!

 

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グラウンドは、霜柱の影響でかなりぬめっております。

 

参加者の皆さんは、長靴などがあると安心かもしれません。

 

 

 

さて、寒い日が続いておりますので、体調等崩されないようにお気を付けください。

 

それでは、明日お会いできるのを楽しみにしております。

 

大谷リオ

 

 

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2022年1月21日 (金)

落ち葉掃き

今日の外作業はセンターからとなりのコンビニに向かう階段の下に溜まった落ち葉掃きです。
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落ち葉の他には笹や枯れ木、ツル、、。
やりごたえありそう!乾いていて軽いのが救いです。
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落ち葉袋には入らないので、そのまま軽トラックに載せました。
ロープでしばってセンターへ戻ります。
堆肥置き場の奥に積み上げて次のターンへ。
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途中で助っ人登場!今日は4往復で終わりました。
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ここの落ち葉は地域の方が毎朝掃いてくれたものです。
通勤者が気持ちよく歩けるように、道をきれいにしているのだと伺ったことがあります。

たくさんの落ち葉を見るたびに頭が下がる思いです。
本当にありがとうございます。

(小川)

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2022年1月16日 (日)

丸太、到着!

皆さん、こんにちは。

 

本日は綺麗な冬空でしたが、とても寒い1日でした。

 

ここ1か月ほど、センターのグラウンドは霜柱だらけです。

 

日に照らされると溶けて足跡がつき、また夜に凍る……

 

今の時期だけ、結構ボコボコなんですね。これもまた季節の特性かな、と思います。

 

さておき、冬の間は整備の季節でもあります。

 

センターでは2基の薪ストーブが稼働していますが、かなりの勢いで薪を消費します。

 

薪自体は、整備活動で得たものを使っていますが、無尽蔵に湧いて出てくるわけではありません。

 

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より里山の森が健全に育ち、人が活動できるよう、枯れたり虫にやられた木を伐採します。

 

丸太はセンターで薪になり、事業やストーブのために出番を待ちます。

 

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置いてある薪に巨大なしいたけができていたり、多くのカミキリの産卵場所になっていたり……

 

私の好きなところだと、ヤモリの越冬場所になっていたりしますね。

 

たまにヒキガエルが出てきてびっくりします。

 

丸太をひっくり返すと、ミミズやムカデ、ヤスデにダンゴムシなどなど。ゲジゲジもよくいますね。

 

センターに来る子供たちは、動かせそうな丸太を見つけては、大人と一緒にひっくり返しています。

 

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何が言いたいかというと……

 

『自然とともに暮らす』って結構大変なんだなぁと、日々思います。

 

丸太は重いし、虫は多いし。

 

きっと社会は、この『大変さ』をなんとかしようと発展してきました。

 

ボタンを押せば部屋が暖かくなり、栓をひねれば火がつく生活。

 

先人に感謝しながら生きていきたいですね。

 

 

大谷

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2022年1月13日 (木)

今日も薪ストーブ日和

陽は暖かいですが、風の冷たさにはやられますね…

 

モーニングルーティンとしていた薪ストーブの着火について。

センターにしては珍しく、利用者の方もいなったということもあり、昨日は薪ストーブは着火せずだったとのこと。

「じゃぁ灰でも片づけよう」と思い、今朝は灰をいじっていました。すると…すごいですね!1日空いても「火種」が残っていました!

これは着けねば!と思い、今日も300℃目指してい焚いています。

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ご存知の方も多いかと思いますが、センターでは、今年度「焚き火café」というプログラムを実施しています。

夕方18時から20時までの2時間。「大人の焚き火タイム」という雰囲気で、各自で火を囲み、思い思いに過ごして頂いています。

 

それに使っている焚き火台。

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これはもう数台あった方がいいな、と思っています。いまが発注時です。

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こちらの焚き火台、というかストーブ。11月の焚火cafeでデビューした私物です。

フィンランドのアウトドアブランド「SAVOTTA(サヴォッタ)」のストーブ。実に愛おしい姿です。こんなコンパクトな焚き火台もあったらいいな、と個人的には思っています。

 

さて、焚き火台や薪ストーブに欠かせない、絶対になければ成り立たないのは、「薪」です。

センターでは、様々な方の繋がりの中で、「薪の入手ルート」があり、本日もその「薪」が運ばれてきました。

ありがたいことです。

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薪ストーブや焚き火に使えるようになる「薪」への進化の為に、「乾燥させ、適度な大きさにし、棚に詰め…」という作業もありますが、その前には、こうして運ばれてくる段階があり、薪になる前に樹木として立っていたわけですから、切り倒され、運べるサイズにされ…という「たくさんの手」が入っています。

所長がよく言う「手間暇」が掛けられ、一人前になる薪。私たちを温めてくれる薪。大切に使おう、と改めて感じている昨今です。

 

坂口(ねぷた)

 

 

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2022年1月12日 (水)

水泉動(しみずあたたかをふくむ)

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今は二十四節気七十二候の「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」にあたる時期です。

水泉動とは、地中で凍っていた泉が徐々に融けて動き始める頃をいうのだそうです。

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朝、グラウンドの水たまりが凍っていました。

グラウンドに立っていると霜柱もたくさんあるせいか、かなり地面が冷えているように感じます。

センターには水たまり程度しかありませんが、場所によっては凍っていない水たまりもあったので、

これから少しずつ寒さが和らいでいくのでしょうか。

 

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室内では昨日に引き続き、麹作りを行っています。

本日は昨日仕込んだものを「手返し」していきます。

今朝はカマボコの様な形にしている麹の天地を逆にしました。

熱源が床側なので、今まで上だった部分を下にすることで、麹とお米へ均等に熱を加えます。 

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布を開き、お米の麹の付き具合を見てみたところ……良い感じです!

お米の表面に薄くもやがかってみえるものが麹菌です。

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麹室でさらに熟成を進めていきます。

また夕方に手入れをして麹室で寝かし、明日麹が板状になっていれば成功です。

無事麹菌が育つのかどうか、緊張と楽しみな時間です。(片岡)

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2022年1月11日 (火)

冬の雨も一粒万倍日に?

ご存知の方も多いと思いますが、今日は最強開運の日だそうです!

「一粒の籾(もみ)が育って万倍にも実り稲穂なる」という意味があり、わずかなものでも、大きく成長し何倍にもなるとされ、何事を始めるにも縁起の良い日という「一粒万倍日」と、日本の暦の上で最高の吉日 「天赦日」が重なる日。しかも「20220111」という、なんだかゾロ目な日です。

 聞いているだけで運が良くなりそうです。

天候は雨。冷たい雨。

でもだからこそ、薪ストーブの炎で目からも温かいし、もちろん体感も抜群。雨粒の分だけ(一粒)、温かさが身に染みる(体感万倍)感じです。

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最適な煙突温度は、300℃だそうです。

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ですが、なかなか300℃まで上げられない…私のスキルの問題かもしれません。それでも温か。

 

こんな「一粒万倍日」には、味噌作りの仕込みである「米麹づくり第2回戦」も実施。

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お米ひとつぶひとつぶに思いを込め、蒸し、麹菌を混ぜていきました。きっといい米麹が育つはず。

 

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グランドやどんぐり山は想定通り、泥沼となっています。

が、これも子どもたちにとっては、格好の遊び道具。

雨粒が、たくさんの遊びのきっかけとなり、創造力や想像力を育んでくれるはず。

 

そうなるかどうか、信じるか信じないか、は考え方次第。人それぞれです。が、ワクワクすることを想像しながら過ごすと、

心が豊かになる気がします。

実態や物理的状態として、万倍にならなくても、心がいっぱいに満たされるなら、今日のような「一粒万倍日」や「天赦日」はやっぱり嬉しいですね。

さて、クジでも買ってみましょう!結果は…乞うご期待です!

 

坂口(ねぷた)

 

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2022年1月 9日 (日)

のこぎりの刃を交換しました

明日のネイチャーボランティアで使用するのこぎりの刃を交換しました。

昔は目立てをして大事に使ったのでしょうが、目立てをする技術が無いため、新たに替え刃を購入して、入れ替えました。

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明日は電車山の山頂南側にある白樫を伐採する予定です。

もちろん、木を倒すには、チェーンソーの力を借りるのですが、倒した木の枝払いは、手のこを使って行う予定です。

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今まではセンターののこぎりは、切れないので疲れてしまうと言われていましたが、明日はその言い訳は聞きません。笑

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刃が新しくなったことで、明日はストレスなく作業ができ、効率よく作業が進む予定です。

新しい道具を使うのは、ワクワクしますね。

今から、明日の作業が楽しみです。(野口)

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2022年1月 6日 (木)

2022年初雪・初仕込み

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本日、2月の黒川味噌仕込みに向け米糀を仕込んでいます。

今年入って初めての糀の仕込みです。

手がかじかみながらも、お米を洗ったり、お米を蒸したりしていると、真冬になったなと感じます。

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作業中、雪が降ってきました。黒川では雪も今年初!

グラウンドがだんだんと一面銀世界になってきました。

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こちらは今日のために昨日から準備をした麹室です。

ここに蒸かしたお米と種麹を混ぜたものを寝かし、3日間かけて発酵を進めます。

こたつの様でとても暖かそうです。

 

本日仕込んでいる米糀を使った、「特製黒川味噌仕込み」は明日1/7()9:00からイベント申込サイトこくちーずにて予約受付開始です。

詳細はホームページからご確認ください。ご参加、お待ちしております。(片岡)

 

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「特製黒川味噌仕込み」詳細

http://www.kurokawa-yagai.com/29-syusai-donatademo.htm#21miso

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