2022年1月30日 (日)

梅の開花

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大寒も終盤となりました。雪が降ったのがつい先日のことの様ですが、センターにはもう春の兆しがあるようです。

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梅の花が3輪ほど開花していました!

今にも咲きそうな蕾もちらほらと見受けられます。

本日、日なたは暖かいので、日当たりの良い場所はもう少し開花が進むかもしれませんね。

調べてみたところ、2021年の川崎市の梅の満開が2/10~15あたりの様でした。

あと1,2週間もすれば見頃になっているのではないでしょうか。

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梅の木が開花し始めているなら…としだれ梅も見てみました。

こちらはまだ堅そうですが、しっかりと蕾が育っていました。

 

厳しい寒さの中でも、ゆっくりしっかりと梅は成長しているのですね。

ゆっくりとでも着実に、春へ向けて自然は準備しているようです。

木々や草花を観察することが面白い時期になってきました。(片岡)

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2021年12月20日 (月)

日本ミツバチの様子

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久しぶりに日本ミツバチの様子を見に行きました。

 

朝だからなのか、静かで外にはハチが居ません。

先週は元気に飛び回っていたのに、、、。

 

ちょっと心配になって、中をのぞいてみる事にしました。

 

 

すると、

 

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ハチが落ちで死んでいます。

巣の中に沢山いたハチがほとんど見当たりません。

ただ事ではないようです。

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巣を倒して中をのぞいてみると、まだ中にハチが固まって動いていました。

可愛そうなので、もとに戻しておいたのですが、数がだいぶ少なくなっています。

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この数では、冬越しするのは難しいかもしれません。

 

寒さなのか、それとも病気なのか、原因はわかりませんが、今回も冬越し失敗の様です。

 

7年越しの悲願で、冬越し出来そうだったので、本当に残念です。(野口)

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2021年12月 4日 (土)

橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

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今、暦では小雪(しょうせつ)の橘始黄(たちばなはじめてきばむ)を迎えています。

11月22日~12月6日頃を小雪といいます。

小雪は雪が降り始める頃で、冬とはいえまだ多くは降らないことだそうです。

雪の降る気配はありませんが、落ち葉が朝日に照らされて、露が光っています。

朝日が出る前にうっすらと霜が立っていたのかもしれませんね。

寒さが少し増してきた証です。

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小雪の中でも12/2~12/6頃を橘始黄といいます。

こちらは橘の実が黄色く色づき始めるという意味です。

橘はミカンの仲間で別名ヤマトタチバナのこと。

ただ、ここでいう橘は柑橘系全般を指すそうです。

センターでいう橘は夏ミカンでしょうか。

緑色だったものが、いつのまにか黄色くなっていました。

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柑橘ではありませが、万両の実も真っ赤になっていました。

背景に映っている電車山の紅葉も今きれいに見えます。

この時期みなさんの周りにも、色が変化している実や葉っぱなどがあるかもしれませんよ!(片岡)

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2021年11月15日 (月)

山茶始開

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今センターでは入り口の坂の上やグラウンドに

花をたくさんつけたサザンカの木をみることができます。

 

少し過ぎてしまいましたが、暦では11/7~11頃を「山茶始開(つばきはじめてひらく)」といいます。

この「つばき」はツバキではなく、サザンカのことを指しています。

中国では「山茶」がツバキ科の総称を指すのだそう。

要するに、この時期はサザンカが咲き始めます、という言葉です。

暦と自然が重なっている、と感じる瞬間でした。

 

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サザンカはツバキ科の中でも最も早く花が咲き始めるのだそうです。

一般的に10~12月の、秋の終わりから初冬にかけて花を咲かせます。

秋も深まり終盤なのでしょうか。

一方センターの紅葉はまだまだの様子。

秋ももう少し楽しめそうです!(片岡)

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2021年9月30日 (木)

材料集め

「台風がやってくる」ということで、色々と準備をされている皆様もいらっしゃることと思います。

どうか皆様が安全に過ごされることを願っています。

 

そんな「台風前」にやっておきたかったことが、「材料集め」です。

何かというと、この季節ならでは!の「ドングリ集め」。クラフトの材料にしたいな、と思ってのことです。

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この整然とならんだマテバシイ(当センターには無い種類だと思います)。

実は去年のものです。どんぐりやじろべぇも去年の作品。

今年は何ができるかな、と思いながら、黒川のフィールドを回っていました。

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手すりの向こうに見えるのは、クヌギの木。

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これです。私がお気に入りのドングリ。

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どんぐり山の上の方の広場。ここでは↓

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カシ。こちらは小さいので、今回は拾わず。

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ここは、ジャイアントシーソーのエリア。ここでは↓

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ミズナラでしょうか?ちょっと自信がなく…

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ポケットにイン。

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結果、種類としては3種類を拾い集めました。

 

そして、これらのドングリを選定します。

水に入れて、浮いてきたものは自然に帰ってもらい、沈んだものは、本日からしばらく冷凍保存をして、もし中に虫君がいた場合、寝てもらいます(実際は死滅なんですが)。

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ざっとこんな数です。コナラかな?柿の種みたいですね。

秋の実りをこんな形で楽しめるのは、自然環境がなせる業。

ワクワクが止まりませんね。楽しみです。

 

台風一過では、もっとドングリが落ちるかな?

 

坂口(ねぷた)

 

 

 

 

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2021年9月26日 (日)

スズメバチでてます

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涼しい日が増え、秋らしくなってきました。

秋と言えばスズメバチが巣作りで活動が活発になる時期です。

センターでもよく見かけるようになりました。

樹木剪定等でお世話になっている利用者さんから、スズメバチがいたと教えていただきました。

見つけた場所はシーソー側の登り階段を上りきってすぐのコナラの木です。

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赤丸で囲んである中にいるのがスズメバチです。

樹の幹に、斜めに傷の入っている場所から蜜がでているようで、

それを食べに来ていると思われます。

このコナラの木もカシナガキクイムシは入ってしまったようで、

樹皮を観察するとあちこちから蜜がでてきています。

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現在受付でも、ハチやヘビの注意喚起をしています。

ただ、本日ハチを見つけた場所は木のかなり高い場所で、ご飯集めに励んでいる状態でした。

ハチに近づいたり、側で騒いでハチをびっくりさせたりしなければ、

向こうから攻撃してくることはほとんどないと思います。

ハチを見つけても、慌てずそっとその場から離れてくださいね。(片岡)

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2021年8月10日 (火)

木の高い場所にいたのは

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どんぐり山の散策中、木の幹にしがみついている生き物を発見しました。

セミだと思って近づいてみるとどうやらバッタのようです。

このバッタ、実はかなり高所に止まっているのです。

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崖の途中から生えている高い木の、真ん中より少し上くらい。

矢印の所にいますが写真だと小さすぎてほとんど見えません。

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もう少し近づくと木の皮よりほんの少し明るい点になって見えました。

種類を調べてみたところ、恐らくクルマバッタと思われます。

クルマバッタは、首の所が盛り上がっているのが特徴です。この子も結構首がしっかりしているように見えませんか。

羽を広げられればより種類が見分けやすいのですが、今回は仕方がありません。

いつも草むらでたくさん見かけるバッタが、こんな高い場所まで飛べるとは意外な発見でした。(片岡)

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2021年7月24日 (土)

ニイニイゼミの羽化の後

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先日のブログでセミの抜け殻のご紹介をしましたが、

丸くて小さく黒っぽい抜け殻について詳しい方にお聞きしたところ、

ニイニイゼミの抜け殻と判明しました!

ニイニイゼミの抜け殻の特徴は

・小さくて丸っこい

・全体に泥がついている

・木の低い場所で抜け殻を見つけることが多い

なのだそうです。

今回は特徴が全部当てはまっていました。

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また、抜け殻の近くの地面に1.5cmくらいの穴が空いています。

この穴、恐らくニイニイゼミが地中から出てきたときのものだそうです。

セミが空けた穴は大体指が入る程度の大きさとのこと。

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ニイニイゼミは穴から羽化のために止まる木まで、あまり長距離を移動しないそうです。

写真の黄色の丸は、出てきたと思われる穴とセミの抜け殻です。

この黄色い丸同士の距離は約1メートルくらいでした。

1つの抜け殻から、ここから頑張ってでてきたのかなという道をたどれるのですね。

セミの抜け殻を見つけた時は、近くに穴があるかぜひ探してみてくださいね。(片岡)

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2021年7月22日 (木)

秋と夏の実

本日は海の日。センターではブルーシートと空の青が広がっています。

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梅雨が明け、すっかり夏になったなと思っていましたが、

ふと木を見上げてみると柿の実がたくさん成っていました。

しかも、すでに結構な大きさに育っています。

夏になったばかりと思いきや、その直後に秋の気配を感じて少し驚きです。

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グラウンド脇に植えてあるミニトマトたちもたくさん実っています。

夏らしいものもあってほっとしました。

緑色のものが多いので、これから熟して美味しいミニトマトがどんどん取れそうです。

植物たちはそれぞれ自分たちのペースで成長して実をつけ、次の季節へ準備しているのだと改めて感じました。(片岡)

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2021年6月10日 (木)

アジサイが見頃です。


関東は梅雨入りを超えて、30℃越えの真夏日ですね。

センターにたどり着くまでの坂道に咲く、「アジサイ」が見頃を向かえています!

「あじさい」というと、雨粒とカタツムリ…という“ザ・梅雨!”といった絵が思い浮かびますが、
カタツムリが居たら干からびてしまいそうな程、太陽の光いっぱいに浴びて咲いています!

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 各地にアジサイの名所はありますが、今年も遠出は難しい状況です。
センター周辺にはアジサイの他にも、お花やそれを目当てに飛び交う野鳥の姿や声が響き渡っています。

「ちょっとお散歩に。」この周辺の里山を楽しんでみてはいかがでしょうか。


・・・ちなみに、センターの受付窓口でもアジサイがお出迎え。
清掃スタッフが季節のお花を飾っていますので、ぜひご覧になってください!

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舘野

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