先週の水曜日、そして昨日のお天気と打って変わって、温かな日となりました。
2~3歳のお友だちが集まっているおさんぽくらぶ。
今年も初めの頃は、いわゆる「ひとり遊び」中心。
それはもちろん、おんさぽくらぶではウェルカム。自分のやりたい遊びをとことんやれる場所と考えています。
「さぁみんなで!」とわざわざ大人が仕掛けて集団遊びにもっていく必要もあまりない、と考えています。
が、それが自然発生したならば!それはひとつの成長だと考えています。今日はそんな自然発生の「集団遊び」が展開されました。
①どろ団子
本日は「霜」が降りていました。せっかくのチャンス。みんなと観察。その後、そこには濡れている土。もう、どろ遊びしかありませんね。
綺麗に団子にしていく子。重ねて雪だるまならぬ、「泥だるま」にする子。
ケーキのようにしてデコレーションする子。それをなぜか破壊して楽しむ子…破壊されて悔しくてちょっとした喧嘩が勃発する瞬間。それが「集団」の醍醐味であり、「社会性」の一歩に。「何が良くて何が良くないか」そんな話もしてみたりします。
②かくれんぼ
「かくれんぼしよーよ!」そんな声で始まったのが、9人+スタッフ全員でのかくれんぼ。「頭かくして尻隠さず」がまたとても可愛らしいかくれんぼ。リピートで5回くらいはやりました。
見つけたお友だちの名前も呼んでみました。まだまだ誰が誰かはわからないところもあるようですが、それでもちょっとずつ認識していきながら、次回会った時にまた遊べるきっかけになれば、と思っています。
③木の実拾いや用水路またぎ
道すがら、だいぶドングリは落葉に埋もれて見えなくなっていますが、それでも時折みつけることのできる木の実を拾ってみたり。
スタッフがまたいでいた用水路。「お、やってみたいな」と思ったのでしょう。子ども達もチャレンジ。
足を踏み外すと転ぶ、でもそのギリギリを攻める。そのチャレンジが達成できた時、自信につながる。その積み重ねが今年のおさんぽくらぶのお友だちには見られます。だいぶ足の筋力も付いてきたな、と感じる瞬間でした。
「お母さんは?」の声がだいぶなくなってきました。恋しく思っている時間がないほど、楽しめるようになったのかもしれません。
今年は一度これで終わりとなります。1月19日、約1か月後。もしかしたら、ふりだしに戻ることもあるでしょう。それでもかまいません。
半歩ずつでも進めたら、きっとそれが成長なんだと思います。
素敵な時間でした!どうもありがとうございました、良いお年をお迎えください!
坂口(ねぷた)