水泉動(しみずあたたかをふくむ)
今は二十四節気七十二候の「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」にあたる時期です。
水泉動とは、地中で凍っていた泉が徐々に融けて動き始める頃をいうのだそうです。
朝、グラウンドの水たまりが凍っていました。
グラウンドに立っていると霜柱もたくさんあるせいか、かなり地面が冷えているように感じます。
センターには水たまり程度しかありませんが、場所によっては凍っていない水たまりもあったので、
これから少しずつ寒さが和らいでいくのでしょうか。
室内では昨日に引き続き、麹作りを行っています。
本日は昨日仕込んだものを「手返し」していきます。
今朝はカマボコの様な形にしている麹の天地を逆にしました。
熱源が床側なので、今まで上だった部分を下にすることで、麹とお米へ均等に熱を加えます。
布を開き、お米の麹の付き具合を見てみたところ……良い感じです!
お米の表面に薄くもやがかってみえるものが麹菌です。
麹室でさらに熟成を進めていきます。
また夕方に手入れをして麹室で寝かし、明日麹が板状になっていれば成功です。
無事麹菌が育つのかどうか、緊張と楽しみな時間です。(片岡)
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