【お知らせ】ブログを移転しました
ブログ『どんぐり山通信』を「ココログ」から「note」へ移転しました。
新しいブログはリンク先からご覧ください。
※ココログの『どんぐり山通信』は2022年3月末まで閲覧可能です。
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大寒も終盤となりました。雪が降ったのがつい先日のことの様ですが、センターにはもう春の兆しがあるようです。
梅の花が3輪ほど開花していました!
今にも咲きそうな蕾もちらほらと見受けられます。
本日、日なたは暖かいので、日当たりの良い場所はもう少し開花が進むかもしれませんね。
調べてみたところ、2021年の川崎市の梅の満開が2/10~15あたりの様でした。
あと1,2週間もすれば見頃になっているのではないでしょうか。
梅の木が開花し始めているなら…としだれ梅も見てみました。
こちらはまだ堅そうですが、しっかりと蕾が育っていました。
厳しい寒さの中でも、ゆっくりしっかりと梅は成長しているのですね。
ゆっくりとでも着実に、春へ向けて自然は準備しているようです。
木々や草花を観察することが面白い時期になってきました。(片岡)
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ご存知のように、この季節は、落葉樹の葉は無いに等しいため、見晴らしが良くなります。
秋の紅葉の頃と比べ、色があまりないため、若干の寂しさはありますが、遠くまで見渡せるのは気持ちいいな、と感じています。
センターの話をすれば、毎月お力添えいただいている「ネイチャーボランティア」事業で、整備をしていただいているため、
今冬も景色が変わりました(ネイチャーボランティア実施時にもその様子はお伝えしているかと思います)。
陽が入るようにした場所は、また新たな生命が育まれる場所となりますね。もう少し平地なら、温かな日差しの中、お弁当でも食べたいです。
さて、ここは本来は入らずにいてほしい場所。根っこがむき出しになり、土壌も痩せている感じです。子ども達からすれば、「お、冒険できそう!」という感じにも見えますが、木々からすれば、「おいおい痛いよ」となっているかもしれません。
今でこそ、皆さん入らずに居てくれていますが、その昔はチャレンジャーが多数いた場所です。
ここは、どこからの眺めかお分かりになりますか?
センターのシンボル「どんぐり山」のてっぺんからグランドに伸びる坂の上です。実は2本のロープが伸びていた場所。
しかし、それを支えていた鉄柱やコンクリートの支えが、むき出しになってしまい、危険な状態に。ゆえに撤去してしまいました。
木々の根っこもむき出しです。先ほどと同様、子ども達の「チャレンジ」にはいい場所。しかし「自然との共存」を考えた時に、どこまでOKなのか、どこからアウトなのか、なかなかラインが引きづらいです。
そしてこちら。最近のできごと。
お隣の敷地の木が切られたようです。ずいぶん音がしているな、と思っていたら眺めが良くなってしました。
「環境整備」「危険樹木の撤去」といった形で、やらざるを得ない整備があると思います。そしてそのあと、「そこをどうしていくか」、までが「里山保全」や「自然との共生」なのかな、と感じています。
最後に。
工作室の出入り口に新たに薪が積まれました!そこだけ見ると「山小屋」みたいです。
「見せる収納」「整理整頓」。改めて気持ちよく皆さんに使っていただけるセンターを目指したいと思います。
坂口(ねぷた)
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糀づくり講座最終日。
まずは完成した麹の状態を見てもらいました。
実際にどのくらいの花が咲いたら完成なのか、温度などを手で触ってもらいました。
次は先週仕込んだ塩麹の活用講座です。
今日は三種類のレシピをご紹介!
どれも簡単でアレンジが効くものだかりなので、ぜひお家でもやってくれたら嬉しいです。
最後はセンター名物?の自家焙煎コーヒーと一緒に雑談&質問タイムにしました。
このゆっくりな時間もいいですね。
3日間、麹や発酵についてたくさんお伝えしました。
お母さんたち、本当によく聞いてくださり、質問もたくさんくれるのでやりがいがありました。
私もお伝えしながらとてもいい勉強になりました。
パワーアップ出来るように、もっと色々チャレンジしてみようと思います。
ご参加いただき、ありがとうございました。
また遊びに来てくださいね。
(小川)
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丸太を割って薪にしたものを、随時薪棚に入れて乾燥させています。
この薪棚はホールのすぐ側に設置してあります。
ホールの薪ストーブに薪を入れたいときに、薪をすぐに取り出せるのでとても便利です。
本日は、棚の左上エリアの薪を満杯まで入れました!
途中で崩れてこないよう、できるだけ隙間が空かないよう、ぎゅっと薪を詰め込みます。
左下のエリアの薪は、薪ストーブのすぐ近くのワゴンへ移動させました。
左下エリアが空っぽになりました。
薪をエリアごと順番に補充していくことで、薪を棚に入れて乾燥させ始めた時期が分かりやすくなります。
先ほど左上を補充したばかりなので、右側の薪の方が乾燥している、といった具合です。
薪ストーブに使う薪は乾燥していた方が良いため、次は棚の右側の薪をストーブに使っていきます。
割った薪を移動させたり、棚へ保管したりと、定期的にこのような仕事も薪ストーブを使うにあたって必要なのでした。(片岡)
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皆さん、こんにちは。
本日は、のあそびくらぶの開催日でした。
それぞれ冒険に出発!
センターの一番下では、たくさんの丸太と竹の葉があり、みんな思い思いに遊びます。
キノコもたくさん生えていて、袋にいっぱい持って帰りました。
焚き火エリアでは、落ち葉焚きが大人気。
みんな両手やバケツで落ち葉を運んで、ちょっとずつ運んで燃やしました!
散らばった落ち葉はお片付けお片付け……
陽が落ちて寒くなってきたので、室内に入っておやつを食べました。
このあとはそのまま解散……の前に、2021年度20回目(!)の参加者がいましたので、
記念品の贈呈です。
それでは、また皆さんとお会いできる日を楽しみにしております!
大谷
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皆さん、こんにちは。
本日は森のようちえん、おさんぽくらぶの開催日でした。
寒さと昨今の事情もあり、参加者も少なめではありましたが、楽しく遊びました。
例えば、熊手を使って落ち葉を集めたり。
集めた落ち葉を焚き火に入れてみたり。
あるいは、ただただ走り回ってみたり。
他にもキノコを集めたり、どんぐりを拾ったり……枝を拾ったり。
興味を持つものはひとそれぞれ。みんな楽しく、自分が欲しいものを探していました。
落ち葉を集めて……
完成!
これは誕生日のケーキだそうです。少し離れた場所には、クリスマス用のケーキもありました。
落ち葉でケーキを、木の皮でチョコレートを……
子どもの発想には、いつも驚かされます。
これは薪の隙間に枝を突っ込む遊び。
遊び終わった枝は捨てられ、無残にも両足の下敷きに。
彼らの思考や考えを、100%理解することは難しいです。
でも、彼らなりに、きっと感じたり考えたりしながら遊んでいます。
少しでも彼らのことがわかるように、声をかけ、見守り、一緒に遊んでいきたいと思います。
大谷
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本日、折れてしまった斧の柄を修理しました。
形あるものが壊れてしまうのはしょうがないことなのですが、斧は慣れていない人が使うと、コントロールが定まらず、柄の部分で薪をたたいてしまい、柄が傷つき、折れてしまうのです。
新しい柄を購入して、修理をしたのですが、斧に差し込む部分を削ってあげないと入らないため、まずは穴の大きさに合わせて線を引き、その部分を鉈(ナタ)をあてて少しずつ削って行きます。
削りすぎてしまっては大変なので、途中何度も、穴の大きさと照らし合わせて、少々大きいくらいに削り終えます。
最後は電動のサンダーを使って、削り口を滑らかにし、穴の大きさに合わせていきます。
穴とサイズがあったら、ハンマーで叩いて柄をはめていきます。
削りが上手に行ったので、ピッタリ柄と斧がジョイント出来ました。
最後はクサビを打って完成です。
1本のクサビではちょっと心配だったので、おまけでもう1本クサビを打って完成としました。
実際に薪を割つてみましたが、良い感じの仕上がりでした。
薪も問題なく割れました。
現代は、なんでも買えば済む、使い捨ての時代ですが、修理をして大事に使うという事も大切にしていきたいと思います。(野口)
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冬の薪仕事は販売用の薪袋と併せて、薪ストーブ用があります。
乾燥させている薪を運んだり、玉切りをカットしたり作業内容は様々です。
玄関前の薪棚が空いてきたので、グランドの薪を移動させることにしました。
まずは棚に少し残っている薪をストーブの近くに運びます。
これをしないと、下に残っている薪がいつまでも使われず朽ちてしまうからです。
あとはグランドに積んだ薪をひたすら運びます。
ショートカットできるように、簡易スロープを置いてみました。
太すぎる薪は集めて、薪割り機で割って行きます。
大き過ぎると燃えなくてストーブの熱が上がらないし、細すぎてもすぐ燃えてこれまた熱が上がりません。
理想は約8cmくらいだそうです。ですが、2種類のストーブは燃え方が違うので、最近は感覚で薪の太さを決めています。
棚が埋まっていると嬉しいですね。あと一ヶ所!
コツコツ運んで棚が埋まったところで今日は終了!
さて、何日で無くなるかな?笑
今シーズン用の薪も大事ですが、次の季節用の薪もそろそろ作らなくてはです。
薪ストーブのいい燃焼には良質な薪が不可欠です。
現在いい薪を使えてるのも、去年の春や夏に薪を作って乾燥させておいたから。
使いたい時にいい薪になっているように、手間ひまかけたいと思います。
これぞ“暮らし”ですね。
自然の恵みに今日も感謝です。
(小川)
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皆さん、こんにちは。
本日はくろかわプレーパークの開催日でした。
寒い中、72名の参加者にお集まりいただき、センターも大変賑わいました。
センターから設置したコーナーは3つ!
焚き火エリア、工作エリア、焼き芋エリアの3つ。
どれもとても人気があり、皆さんの笑い声が絶えなかったです。
工作エリアではノコギリやトンカチを使って、自由な発想で工作を楽しんでいました。
皆さんの個性あふれる作品が見れて、私も楽しかったです。
特に子供たちの自由な発想はとどまることを知らず、
私が見る限りでもブランコ、剣、テーブル、ウサギ、看板などなど……
様々な創作物が生まれていました!
焼き芋エリアでは、センター職員が育てたさつまいもを焼き芋にして販売!
1時間かけてじっくり焼き上げた焼き芋は、参加者の皆さんにも大好評!
とても美味しいので、食べた参加者の皆さんからは、たくさんの「おいしい!」と笑顔をいただきました。
焚き火エリアでは、まずは1つ巨大な焚き火が上がっていました。
開始後すぐに焚き火で暖まっている方もいらっしゃいました。
こちらの巨大焚き火は、みんなが自由に枝や落ち葉を入れられる焚き火。
拾ってきた枝を入れて、暖を取る子供と大人たち。
暖かくなったら、また工作エリアやどんぐり山に遊びに行く子たちもいました。
一方こちらは、その隣。
メタルマッチやナイフを使った、火おこし体験会を行っていました。
職員の指導のもと、火の点け方を習って……着火!
なかなか一発でとはいきませんが、苦労してつけた火は愛着がわきますね。
消えるまで見守ったり、できるだけ長く火を残そうとしてくれた参加者の皆さん。
センターでは火を使うプログラムも数多く存在します。
またセンターで、培った技術を発揮してみてくださいね。
そうこうしているうちに日も落ち、気温が下がってきました。
本格的に寒くなる前に、今日は解散です。
また、センターで皆さんに会える日を楽しみにしております!
大谷リオ
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先日、栗木台小学校の5年生が里山の授業で来てくれました。
黒川の里山をどの様に活用しているのかを学んでもらう授業です。
やまぼうし自然学校の森林インストラクターのみなさんとセンター職員が講師となり、センターで普段行っている、4つの里山プログラムを実施しました。
1、カブトムシの住み家作り
落葉を集めて積み込んで堆肥作りと、堆肥になった土をふるいにかけて畑に運ぶ作業を行いました。からからに乾いた落ち葉を集めて運ぶ作業は、みんなとても楽しそうでした。堆肥をふるいにかける作業では、ミミズやカブトムシの幼虫などが沢山出てきました。
落葉の中の微生物や虫たちが、落ち葉を分解し、堆肥を作ってくれます。堆肥は畑で、野菜を育てる肥料になります。
2、薪割り体験
センターでは、切った木を割って乾かし、薪ストーブの燃料や野外炊事用の薪として活用しています。玉切りの薪を手動の薪割り機や斧とハンマーを使って割ってもらいました。
白樫のような固い薪もあったので、簡単には割れず苦労していましたが、割れた時の感動も大きく、何度も挑戦していました。最後にエンジン式油圧薪割り機を使ってデモンストレーションも行い、37トンの油圧のパワーに驚いていました。
3、竹細工
プラスチック製品にとって代わってしまった竹細工の製品。竹を切ってマイカップ(竹カップ)を作ってもらいました。
最初にデモンストレーションで、竹林から1本の竹を切り倒す様子をみてもらい、その竹を運んで、各自が竹カップのサイズにのこぎりで竹を切ってもらいました。
曲がって切ってしまうとカップが斜めになってしまうため、テープを貼って、そのテープの沿って知ることで、真っ直ぐ切ってもらいました。竹カップは大事に使うと何年も使うことができます。今回切った竹カップはお土産として持って帰ってもらいました。
4、飾り炭作り
せんべい缶を使って、飾り炭を焼きました。
子どもたちが学校から持って来た、割り箸、松ぼっくり、どんぐり、小枝などを缶に詰め、針金で蓋が開かない様に止めて、焚き火の中に入れました。焚火が消えない様に子どもたちは森に入り、焚き木を集めていては火の中にくべる作業をしてもらいました。
火を焚く事約1時間、缶から出る煙が白から透明に変わったのを見て、火から降ろし缶を冷まします。
缶の蓋を開けると、中に入れたいろいろなものが、しっかり炭になっていました。
4つの体験活動を通じて、里山の維持管理について学んでもらいました。また、今回実施したすべての活動が、SDG,sにもつながります。
体験を通じて学んだことを、更に深めていただければ幸いです。(野口)
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皆さん、こんにちは。
本日はのあそびくらぶの開催日でした。
今日は電車山に赴き、みんな思い思いの方法で遊びました。
電車山には昔の郵便ポストがあるので、どんぐりや竹をいれるのは人気の遊びでした。
いったいどこに届くかな?
返事が来るかもしれませんね。
他にも、竹を一生懸命加工したり運んだり……
焚き火をしたり……
でっかい丸太発見!
なかにはぐらぐらする丸太や石もありますが、子どもたちは自分の感覚で行ける場所を選んで進んでいきます。
ふわふわな木屑の触感を楽しんだり。
大人と一緒にロープワーク!
撮影会では素敵な顔を見せてくれました。
寒い中でしたが、無事に怪我無く過ごせました。
やはりたき火は冬に限りますね。
最後はセンターでおやつを食べて解散となりました。
それでは、また皆さんとお会いできる日を楽しみにしております!
大谷リオ
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「一緒にやろうよ」と誘ってみたり、お互い譲り合いが出来たり。
そんなシーンが今日もおさんぽくらぶでは見られました。
本日はある程度テーマを決めていました。「しゃべりっちょ牧場でお馬に会おう!」です。
もちろん、基本は「自分のやりたいことをやって」OKです。でも「お馬に会おう」のキーワードでみんなでやれることもありました。
ひとつはエサ集め。緑の柔らかい葉っぱが理想です。
一方で、やってみたい遊びも色々。
ちょっとした坂では、土手すべりチャレンジ。でも滑りません…
側溝では電車ごっこ!時々車掌さんと運転手さんが入れ替わります。
石ころを貯める遊びも発生。
草地に身を委ねて過ごしてみたり。
怪獣になってみたり、かくれんぼしてみたり。誰かがやってて楽しそうなら、自分もやってみる。遊びの連鎖です。
さて、いよいよ「しゃべりっちょ牧場」さんでの時間がやってきました。
お馬さんをみて、「こわーい」という声もありましたが、他のお友だちがどんどんエサをあげている姿を見て、少しずつ興味が出てきた様子の子もいました。
最初はお馬さんが食べる前に草を離してしまい、お馬さんが食べられない状況もありました。
しかし、やっていくうちに上手になるんですね。
いよいよエサにする草が無くなると、「エサ、取ってきまーす!」と延長戦突入。20分くらいでしょうか、お腹いっぱいに食べてもらいました。
最後は駆け足で戻ってくることとなりましたが、楽しく過ごせたことが、それをもカバーしてくれました。
次回は1週間後の26日です。お天気に恵まれることを願いながら、お待ちしてます!
坂口(ねぷた)
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全3回講座の2日目です。
本日のメインテーマは『発酵』ということで、当施設の発酵マスター所長のロバさんに講師をお願いしました。
「ちょっとだけ話すけど、あとはライブで発酵を体験しましょう!」からスタート。
パワーポイントで発酵の基礎などをお伝えしました。
最初の発酵体験は「酢」です。
センターの柿で作ったお酢絞りを行いました。
見た目はかなり強烈です。
これが何か知らない人はきっと捨ててしまうもの。
だけど舐めたらフルーティーなお酢です。
実も食べられるよということで、みなさんパクっ!
みなさんとても意欲的!なんでも味見してくれるので、こちらもオススメしがいがありました。笑
続いてはセンターで仕込んだ味噌の味見です。
仕込んでから発酵させていて、今回が初出し!
カビ蓋も見てもらい、いいカビと悪いカビの見比べもしました。
そして味見です。やっぱり黒川の味噌は美味しい!
熟成期間の香りの違いや、米と麦の違いなども楽しんでもらいました。
最後の発酵体験は「塩麹づくり」です。混ぜるだけで出来る万能調味料。
前回みなさんが仕込んでくれた糀で作りました。
最後は糀の手返しです。
前回の講座から24時間後の糀ということで、2日目の状態の糀を見てもらいました。
発熱した糀の温かさや、手返しをする理由など、お家でやるときの注意点なんかも交えてお伝えしました。
今回はとても盛りだくさんの講座でした。
「発酵」を見つけた人はすごいですね。
お酢や塩麹はほっとくだけで出来るので、みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
糀づくり糀は次回でラストです。
次回はかぼちゃんの糀活用クッキングをお伝えしたいと思います。
またお待ちしています。
(小川)
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皆さん、こんにちは。
本日は綺麗な冬空でしたが、とても寒い1日でした。
ここ1か月ほど、センターのグラウンドは霜柱だらけです。
日に照らされると溶けて足跡がつき、また夜に凍る……
今の時期だけ、結構ボコボコなんですね。これもまた季節の特性かな、と思います。
さておき、冬の間は整備の季節でもあります。
センターでは2基の薪ストーブが稼働していますが、かなりの勢いで薪を消費します。
薪自体は、整備活動で得たものを使っていますが、無尽蔵に湧いて出てくるわけではありません。
より里山の森が健全に育ち、人が活動できるよう、枯れたり虫にやられた木を伐採します。
丸太はセンターで薪になり、事業やストーブのために出番を待ちます。
置いてある薪に巨大なしいたけができていたり、多くのカミキリの産卵場所になっていたり……
私の好きなところだと、ヤモリの越冬場所になっていたりしますね。
たまにヒキガエルが出てきてびっくりします。
丸太をひっくり返すと、ミミズやムカデ、ヤスデにダンゴムシなどなど。ゲジゲジもよくいますね。
センターに来る子供たちは、動かせそうな丸太を見つけては、大人と一緒にひっくり返しています。
何が言いたいかというと……
『自然とともに暮らす』って結構大変なんだなぁと、日々思います。
丸太は重いし、虫は多いし。
きっと社会は、この『大変さ』をなんとかしようと発展してきました。
ボタンを押せば部屋が暖かくなり、栓をひねれば火がつく生活。
先人に感謝しながら生きていきたいですね。
大谷
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皆さん、こんにちは。
本日は2022年最初のいちにちのあそびでした。
荷物を持って、さっそく冒険に出発です!
階段をのぼったら、落ち葉がたくさん!
投げ合いしたり、かき集めてみたり、思い思いの方法で楽しみます。
公園に向かう道には、落ち葉や霜柱など、面白いものがたくさんあります!
さて、公園に着いたら、それぞれ分かれて活動開始!
どんぐりを集めてカモにあげたり……
枝とロープを使って基地を作ったり……
長~い坂を転げ降りたり……
みんなの遊びの発想は、留まるところを知りません。
たまには、追いかけっこやだまさんがころんだなど、よく知られた遊びも出てきます。
みんなで遊ぶのも、楽しいですよね。
途中でお昼ご飯も食べながら、いっぱいいっぱい遊びました!
最後はセンターに帰って、おやつを食べて終了です。
また、皆さんとお会いできる日を楽しみにしております!
大谷リオ
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本日は地元のママさん向けに糀づくり講座を開催しました。
糀づくり過程の3日間を3週間に分けて行います。
初日の今日は糀づくりの1日目。
まずはお米を蒸すところから始めました。
蒸している間に「麹が出来るまで」のミニ講座を行いました。
センター方式を例にして家で作る際のポイントややり方の座学と、実際に出来上がった糀やムロの見学に行ったりしました。
お米が蒸しあがったあとは米を冷まして、糀菌をお米に撒いていきます。
普段なら手消毒をしてから、といきたいところですが麹菌が死んでしまうのでしっかり手洗いをしてお米に触れました。
蒸したお米の感触や麹菌を入れる温度など、手を入れて覚えてもらいました。
糀が混ざったら成形して木のフネ(麹蓋)に置いて、ムロへ入れます。
本日の講座はここまで。
次回2回目は本来であれば明日行う手入れや糀の状態の続きを見られるように新たに糀を仕込みます。
黒川のお味噌ファンの方からの要望で開催になった糀講座。
日本の昔ながらの技術が繋がれていくのは嬉しいですね。
次回も楽しみです。
(小川)
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陽は暖かいですが、風の冷たさにはやられますね…
モーニングルーティンとしていた薪ストーブの着火について。
センターにしては珍しく、利用者の方もいなったということもあり、昨日は薪ストーブは着火せずだったとのこと。
「じゃぁ灰でも片づけよう」と思い、今朝は灰をいじっていました。すると…すごいですね!1日空いても「火種」が残っていました!
これは着けねば!と思い、今日も300℃目指してい焚いています。
ご存知の方も多いかと思いますが、センターでは、今年度「焚き火café」というプログラムを実施しています。
夕方18時から20時までの2時間。「大人の焚き火タイム」という雰囲気で、各自で火を囲み、思い思いに過ごして頂いています。
それに使っている焚き火台。
これはもう数台あった方がいいな、と思っています。いまが発注時です。
こちらの焚き火台、というかストーブ。11月の焚火cafeでデビューした私物です。
フィンランドのアウトドアブランド「SAVOTTA(サヴォッタ)」のストーブ。実に愛おしい姿です。こんなコンパクトな焚き火台もあったらいいな、と個人的には思っています。
さて、焚き火台や薪ストーブに欠かせない、絶対になければ成り立たないのは、「薪」です。
センターでは、様々な方の繋がりの中で、「薪の入手ルート」があり、本日もその「薪」が運ばれてきました。
ありがたいことです。
薪ストーブや焚き火に使えるようになる「薪」への進化の為に、「乾燥させ、適度な大きさにし、棚に詰め…」という作業もありますが、その前には、こうして運ばれてくる段階があり、薪になる前に樹木として立っていたわけですから、切り倒され、運べるサイズにされ…という「たくさんの手」が入っています。
所長がよく言う「手間暇」が掛けられ、一人前になる薪。私たちを温めてくれる薪。大切に使おう、と改めて感じている昨今です。
坂口(ねぷた)
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今は二十四節気七十二候の「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」にあたる時期です。
水泉動とは、地中で凍っていた泉が徐々に融けて動き始める頃をいうのだそうです。
朝、グラウンドの水たまりが凍っていました。
グラウンドに立っていると霜柱もたくさんあるせいか、かなり地面が冷えているように感じます。
センターには水たまり程度しかありませんが、場所によっては凍っていない水たまりもあったので、
これから少しずつ寒さが和らいでいくのでしょうか。
室内では昨日に引き続き、麹作りを行っています。
本日は昨日仕込んだものを「手返し」していきます。
今朝はカマボコの様な形にしている麹の天地を逆にしました。
熱源が床側なので、今まで上だった部分を下にすることで、麹とお米へ均等に熱を加えます。
布を開き、お米の麹の付き具合を見てみたところ……良い感じです!
お米の表面に薄くもやがかってみえるものが麹菌です。
麹室でさらに熟成を進めていきます。
また夕方に手入れをして麹室で寝かし、明日麹が板状になっていれば成功です。
無事麹菌が育つのかどうか、緊張と楽しみな時間です。(片岡)
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ご存知の方も多いと思いますが、今日は最強開運の日だそうです!
「一粒の籾(もみ)が育って万倍にも実り稲穂なる」という意味があり、わずかなものでも、大きく成長し何倍にもなるとされ、何事を始めるにも縁起の良い日という「一粒万倍日」と、日本の暦の上で最高の吉日 「天赦日」が重なる日。しかも「20220111」という、なんだかゾロ目な日です。
聞いているだけで運が良くなりそうです。
天候は雨。冷たい雨。
でもだからこそ、薪ストーブの炎で目からも温かいし、もちろん体感も抜群。雨粒の分だけ(一粒)、温かさが身に染みる(体感万倍)感じです。
最適な煙突温度は、300℃だそうです。
ですが、なかなか300℃まで上げられない…私のスキルの問題かもしれません。それでも温か。
こんな「一粒万倍日」には、味噌作りの仕込みである「米麹づくり第2回戦」も実施。
お米ひとつぶひとつぶに思いを込め、蒸し、麹菌を混ぜていきました。きっといい米麹が育つはず。
グランドやどんぐり山は想定通り、泥沼となっています。
が、これも子どもたちにとっては、格好の遊び道具。
雨粒が、たくさんの遊びのきっかけとなり、創造力や想像力を育んでくれるはず。
そうなるかどうか、信じるか信じないか、は考え方次第。人それぞれです。が、ワクワクすることを想像しながら過ごすと、
心が豊かになる気がします。
実態や物理的状態として、万倍にならなくても、心がいっぱいに満たされるなら、今日のような「一粒万倍日」や「天赦日」はやっぱり嬉しいですね。
さて、クジでも買ってみましょう!結果は…乞うご期待です!
坂口(ねぷた)
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昨日、替刃の交換をしたのこぎりを持ってフィールドに出ていただきました。
参加者8名、やまぼうし自然学校のスタッフ8名、センター職員2名の合計18名で作業開始です。
前回やり残した、給食センター側の斜面の入り、篠竹と草刈りを行いました。
1時間で、予定していた場所の刈り込みを終え、電車山に移動し、山頂南側の白樫の伐採を行いました。
この場所は、白樫が枝葉を広げ、大きく日陰を作ってしまい、特に今の時期は、山頂に日が入らず、山頂で活動する時、寒くて大変なのです。
午前中にまず1本の白樫を伐採しました。
伐採した白樫は、枝を払って、斜面の土留めに使いました。
杭を打って、枝葉を寝かして、土留めが出来ていきます。
新品ののこぎりの刃が良い仕事をしてくれ、みんなストレスなく枝を切ることができました。
1本の木を片付けるのに、たった30分で終了しました。
昼食後、2本の白樫を伐採し、この2本も30づつで片付けが終了しました。
みなさんのパワーに感心です。
3本の白樫を倒したおかげで、山頂付近に太陽の光が降り注いで来ました。
計画通り、光が入って、山頂が明るくなりました。
幹の部分は玉切りにしたのですが、ロープと滑車を使って、長さ2m太さ30cmの幹を移動するチャレンジを行いました。
滑車を使って3倍の力が発揮できるようにセッティングをすると、女性3名でも丸太を引っ張ることができました。
最後に全員で集合写真を撮り、本日の作業は終了しました。
来月は2月6日(日)になります。
里山整備に興味のある方、一緒に参加しませんか?(野口)
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明日のネイチャーボランティアで使用するのこぎりの刃を交換しました。
昔は目立てをして大事に使ったのでしょうが、目立てをする技術が無いため、新たに替え刃を購入して、入れ替えました。
明日は電車山の山頂南側にある白樫を伐採する予定です。
もちろん、木を倒すには、チェーンソーの力を借りるのですが、倒した木の枝払いは、手のこを使って行う予定です。
今まではセンターののこぎりは、切れないので疲れてしまうと言われていましたが、明日はその言い訳は聞きません。笑
刃が新しくなったことで、明日はストレスなく作業ができ、効率よく作業が進む予定です。
新しい道具を使うのは、ワクワクしますね。
今から、明日の作業が楽しみです。(野口)
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連休初日、今日は「竹のバウムクーヘンづくり」のご指導をさせていただきました。
下準備としては、
①生地作り
②火おこし(炭)
③竹をあぶって油を出し、ふき取る
があります。
あらかじめ、竹は切り出しておき、加熱によって破裂しないよう、切込みも入れておきます。
生地作りの要は、卵の白身でのメレンゲづくりです。もちろん「手動」。
角が立つまで泡立てる。根気がいります。
その後は、他の食材と混ぜ合わせ、生地は完成。
火おこしは、チムニースターターで。こちらも少し時間がかかりますが、無事に着火。
竹をあぶり、油を出し、汚れを落としたら…ここからも地道なバウムクーヘンづくりが展開されます。
何層も重ねていくバウムクーヘン。炭火でじっくり、根気よく。
子ども達も手伝ってくれました。
時折、あま~い香りが漂ってきます。それでもまだまだ層は厚くなりません。
50分ほどでしょうか…やっとできました!
竹から抜いた時の感動、切った時の美しさ、食べた時の美味しさ。
「楽しかったです!」と地道に焼き上げ、満足そうな様子のみなさん。
私も嬉しくなりました。
途中、寒さでバターが固まってしまったり、時間がかかるがために、別の食事でおなかが一杯になってしまう様子もありましたが、みんなで作った楽しさがそれらを上回りました。
またぜひチャレンジしたいですね。
坂口(ねぷた)
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本日、2月の黒川味噌仕込みに向け米糀を仕込んでいます。
今年入って初めての糀の仕込みです。
手がかじかみながらも、お米を洗ったり、お米を蒸したりしていると、真冬になったなと感じます。
作業中、雪が降ってきました。黒川では雪も今年初!
グラウンドがだんだんと一面銀世界になってきました。
こちらは今日のために昨日から準備をした麹室です。
ここに蒸かしたお米と種麹を混ぜたものを寝かし、3日間かけて発酵を進めます。
こたつの様でとても暖かそうです。
本日仕込んでいる米糀を使った、「特製黒川味噌仕込み」は明日1/7(金)9:00からイベント申込サイトこくちーずにて予約受付開始です。
詳細はホームページからご確認ください。ご参加、お待ちしております。(片岡)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
http://www.kurokawa-yagai.com/29-syusai-donatademo.htm#21miso
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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
朝、センター到着後、モーニングルーティーンとして、薪ストーブに火を入れました。
冷え切った室内に火が灯ると、それだけで暖かい気分になります。
年末からセンターを閉めていたので、朝一番に施設の点検を行いました。
風の影響で木の枝が折れていたり、何かが倒れてたり、水道が跳ねていないか等を見て回りましたが、
特に問題はなく安心しました。
昨年末に、急に数が減ってしまった日本ミツバチをにに行くと、沢山のミツバチが入り口付近に落ちていなした。
巣を倒して中を覗くと、数匹のミツバチが巣につかまったまま、動かなくなっていました。
これはきっと、アカリンダニが寄生してしまったのが原因の様です。
ハチはいなくなってしまったのですが、巣の中には沢山のはちみつを残して行ってくれました。
巣を持ち上げると、約10キロの重さがありました。
センターの玄関まで持ち帰り、巣を解体してみました。
中には沢山のはちみつが残っていました。
手についたハチミツを舐めてみると、甘く素敵味が口の中に広がりました。
室内に持ち込み、巣の表面を塞いでいる蓋をそぎ落とし、ザルに乗せて、重力でハチミツを垂らす作業をしています。
絞る機械を持っていないので、時間はかかるのですが、じっくり、垂れるのを待って良質なハチミツを頂きたいと思います。
日本ミツバチが居なくなってしまったのは残念な事ですが、沢山のはちみつを残してくれたことは、不幸中の幸いです。
残してくれたハチミツを有効活用させていただきます。(野口)
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