女王蜂との遭遇
今日から雨模様とのこと。風も出てきた中ですが、利用者の皆さまは元気に活動されているセンターです。
先日、グランドの桜の木の下で横たわっていた、1匹のオオスズメバチに出会いました。もう動いていません。
こんなチャンスはめったにないので、その日活動されていた園児のみなさんや、森林インストラクターの方とともに写真撮影となりました。
森林インストラクターの方から、いただいたアドバイスとして、
①こういう写真を撮る時は、物体の比較対象となるスケールを置くといいよ
⇒確かに。大きさがわかる。
②この季節で、この大きさ。女王蜂だね。
⇒おう、これが女王蜂か。主だったんだなぁ。どんな生涯だったんだろう…
③虫たちは、頭が死んでも体は生きている。だから毒もまだ持ってるよ。針、気をつけて。
⇒聞いたことがあります。死んだ蜂も危ないぞ。
とはいえ、こんな間近で、オオスズメバチを観察できる機会はあまりありませんね。
正面からのショット、腹からのショットなど、皆さんそれぞれのスマホを手に、撮影されていました。
「恐怖の対象」とみられがち、というより、そう思われているオオスズメバチをはじめとしたスズメバチ。
それでもその巣は、縁起物としても重宝がられていた、とも聞きますよね。商売繁盛・千客万来・お守り・厄除け。
この勇ましい顔を見ていたら、確かにな…と納得できました。
また別の種類は、栄養豊富な貴重な食材としても知られていますね。私は食べたことは無いのですが…いつかチャレンジしてみたいです。
ちなみに、このソフトクリームにささっているのは、イナゴの佃煮。
センターで息絶えたこの女王蜂は、次の命のつなぎ手として、土に返ってもらうことにしました。腐葉土と化し、植物の栄養となり、その植物が虫や動物のえさとなり、繋がっていく命。その一端になってくれればと思います。
坂口(ねぷた)
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