« 薪ストーブの修理 | トップページ | 11/27 いちにちのあそび »

2021年11月26日 (金)

冬眠準備

皆さん、こんにちは。

 

昨日からぐっと冷え込み、雪が降っている地域もあるようですね。

センターも気温が下がり、少しだけ姿を見せていた虫たちも、いよいよ冬眠の準備に入ったようです。

 

Img_7677

 

冬、外気温に影響されずに活動できるのは、『恒温動物』です。

 

鳥や人間、猫や犬など、鳥類と哺乳類が分類されます。

 

もっとも、生物学も進歩しているので、今調べると別の単語が出てくるかもしれませんね。

 

私が好きな、ヘビやトカゲを代表する爬虫類は、変温動物と呼ばれています。

 

体温が外気温に大きく左右され、寒くなると動けなくなります。

 

彼らは、寒い時期は固まって、エネルギー消費を押さえ、暖かな春を待つのです

 

写真のテントウムシも、冬眠……というか、越冬する昆虫です。

 

Img_7679

 

カメムシなんかも越冬する昆虫です。

 

……というより、命のリレーを繋ぐ以上、みんな何らかの形で冬を越しているわけですが。

 

カメムシとテントウムシは、成虫で越冬する昆虫です。

 

カブトムシは幼虫で越冬し、蚊はサナギの状態で越冬します。

 

土の中、木の中、水の中……それぞれが身を潜め、厳しい冬を乗り越えるわけですね。

 

Img_7680

 

人間が作る家、そして熱は、彼らにとって居心地の良い空間です。

 

ゴキブリが家に出たら冷気で換気……なんて話もありますよね。

 

センターの建物周りに積んでいる薪は、絶好の越冬ポイントらしく。

 

冬の間動かすと、よくヤモリがぽろっと落ちてきます。

ヤモリは光に集まった羽虫を食べ、しかも家の傍が温かい。木の隙間は隠れ家がたくさんある。

 

なるほど、理にかなった場所です。

 

落ちてくると、びっくりはしますが。

 

 

 

彼らが私たちを助けてくれることはありませんし、人がいなくなっても彼らは何知らぬ顔をして生きていくでしょう。

 

でも、ふとした瞬間に彼らと出会うと、「……本当に、『うまいことやって』るな~」という気持ちになります。

 

私たちも、季節や自然と『うまいことやって』いけたらいいな、と思います。

|

« 薪ストーブの修理 | トップページ | 11/27 いちにちのあそび »