秋の気配
皆さん、こんにちは。
気温もさがり、肌寒さを覚えるようになりました。
今日は綺麗な秋晴れで、生き物たちにとっては久しぶりの暖かさだと思います。
別の場所でカマキリの卵を見つけたため、センターではどうかなと思って探しに行ってみました。
残念ながらカマキリも卵も見つかりませんでしたが、別の生き物を見かけたので紹介します。
画像中央に大きく映っているのは、ジョロウグモの巣です。
この時期、センターは蜘蛛の巣祭りになります。
森の中を通るときは、頭上と目の前に気を付けないと、
いつの間にか蜘蛛の巣に突撃していることがありますので、ご注意ください。
お腹が膨らんでいる個体は、卵を抱えているのでしょう。
蜘蛛の子は、卵が破れると四方八方に散っていきます。
『蜘蛛の子を散らすように』、の語源ですね。
生きものの様子を慣用句に喩えるのは、蜘蛛だけではありません。
ギリギリまで粘って撮影しました。
トカゲは足が速いので、段差があるところだとすぐ見失ってしまいます。
日光浴していたカナヘビの子供ですね。
トカゲの慣用句は……ことわざですが、「とかげの尻尾切り」が有名ですね。
こうした慣用句・ことわざになっている生き物は、とても身近な生き物だったのでしょう。
「蚊の鳴くような」、「蜂の巣をつついたような」、「螳螂の斧」……
螳螂の斧はあんまり聞き覚えがないですかね。
カマキリのことわざですね。カマキリが大きな物体にも戦いを挑む様子をなぞらえ、
主に『力量をわきまえず、無謀な戦いを挑む』ことを示します。
また、身近な生き物たちのちょっとした知識を伝えて行けたらと思います。
大谷
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