どんぐりの発根(はっこん)の姿
少々風が強いですが、今日も秋晴れで、気持ちいい青空が広がっています。
昨今、季節柄どんぐりの話題が、ネット上でも目にする機会が増えています。
特に「宝物として拾ってきたどんぐりから虫が…!」という、ちょっとネガティブな話題から、「どんぐりで工作してみました!」というかわいい話題まで。
ブログでも、どんぐり話題は何度かアップさせて頂いています。今日もそんなどんぐりにまつわる話題です。
センター内の森の中。排水溝のある道があります。「ここが詰まるとまた水が溢れちゃうな」ということで、堆積したものを掘り出そうと試みた所長。
堆積物の代表は、泥。気合を入れて泥をかき出そうとしたところ…こんなのが出てきました。
なんと、たくさんのどんぐりが「♪どんぐりコロコロ」して、入っていたそうです。
しかも、日陰で適度な湿度があったおかげか、発根したものがどっさり!
一見すると、ピーナッツにもみえるどんぐり(ミズナラでしょうか)
地表に転がっているどんぐりは、発芽したものはよく見ますが、ここまで根っこが出ているのは、あまり見たことがなかったです。
「1本でも2本で、また樹木として成長して、豊かなどんぐり山になりますように」という思いを込めながら、道路わきに掘り出したとのこと。
種類や個体による違いがあるそうですが、早いものだと5年ほどで育つというどんぐりの木。
子ども達の自然遊び道具の代表格でもあるどんぐりを絶やさぬよう、守っていきたいな、と感じた瞬間でした。
坂口(ねぷた)
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