間伐した竹を使って
涼しい風が吹くものの、まだまだ暑い黒川で
本日利用されていた団体様に、竹の伐採と竹細工を体験していただきました。
竹の伐採は最年長の小学校5年生の二人の男の子に体験してもらい、
竹がどっちに倒れるか、バキバキッと音がしたらすぐにのこぎりを捨てて逃げるなど
危険を理解して自然とかかわる方法を学んでいました。
のこぎりの使い方もすぐにマスターして、「山の男」らしいたたずまいでした。
その後、先日伐採した竹と一緒に、幼稚園生から小学生の子供たちとお母様たちに
竹のコップと竹ポックリの作り方を指導しました。
子どもたちは興味津々に職員の切る竹を見ている様子は、とてもかわいらしく
実際に体験してみると「難しい~」という声もありましたが、
だんだんと集中してのこぎりを引く姿が見られました。
コップは深いものを作る子もいれば、ラーメンを入れると言って
太い竹を選び、浅いお椀のような器を作っている子もいました。
個性がやはり出てくるのだなあと、ものづくりならではの光景でした。
竹は中がとてもきれいで、洗ってすぐ使えるというアウトドア向きの性質があるので
何かあったときには竹を頼ろうと思いました。
桜美林大学 インターン生 吉田萌乃
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