ニイニイゼミの羽化の後
先日のブログでセミの抜け殻のご紹介をしましたが、
丸くて小さく黒っぽい抜け殻について詳しい方にお聞きしたところ、
ニイニイゼミの抜け殻と判明しました!
ニイニイゼミの抜け殻の特徴は
・小さくて丸っこい
・全体に泥がついている
・木の低い場所で抜け殻を見つけることが多い
なのだそうです。
今回は特徴が全部当てはまっていました。
また、抜け殻の近くの地面に1.5cmくらいの穴が空いています。
この穴、恐らくニイニイゼミが地中から出てきたときのものだそうです。
セミが空けた穴は大体指が入る程度の大きさとのこと。
ニイニイゼミは穴から羽化のために止まる木まで、あまり長距離を移動しないそうです。
写真の黄色の丸は、出てきたと思われる穴とセミの抜け殻です。
この黄色い丸同士の距離は約1メートルくらいでした。
1つの抜け殻から、ここから頑張ってでてきたのかなという道をたどれるのですね。
セミの抜け殻を見つけた時は、近くに穴があるかぜひ探してみてくださいね。(片岡)
| 固定リンク