7/7 おさんぽくらぶ
2,3歳のたくましいお友だちが6人参加してくれた、おさんぽくらぶ。
今日も素敵なエピソードがたくさんありました。
①きのこ、いーっぱいある!
ジメジメした季節柄、センター内のあちこちに、「きのこ(食べられません…)」が生えています。
食べられはしませんが、植物としては魅力的なきのこ。
ぎっしり生えた切り株を見て、ためてためて発せられた一言「いーーーーっぱいある!」
力のこもった一言でした。そしてきのこを持ちながら「ほら、音がするよ」と。研ぎ澄まされた感性だからこそ、小さな音に気づける力。いいですねぇ。
②そうだ!高くなるもの、持ってくればいいんだぁ!
センターには鉄棒があります。2,3歳のお友だちでは、ちょっと手が届きません。
「どうしたらいいんだろう…」
スタッフは手を貸しません。自分の出来る範囲を自覚するためにも、抱きかかえぶら下がらせたとして、彼らにとっては自分の今の限界がわかりません。限界が自覚できていないと、ケガにも繋がります。
ただし、どうやったら自力で手が届くか、を一緒に考え、そのアイデアに力を貸すことはできます。
だから問います。鉄棒に手を届かせるためには、何が必要か。子どもたちは考えます。そして出した答えが「高いものがあればいいんだ!」そうです、台です。彼らが登り立てる台があればいいのです。
台になるのはブロックです。ちょっと重たいです。だから一緒に運びます。そして立ち、見事に鉄棒にぶら下がり成功!!
「できたー!」と自信に満ち溢れる顔。いいですねぇ。
今日は子ども達ひとりひとりに寄り添える余裕のあるスタッフ配置でした。本当はそれぞれのエピソードを紹介したいなのですが、出来ないのが残念です。
唯一共通しているのは、それぞれがお母さんから離れて頑張っていたということ。寂しくなって涙があふれても、グッと耐える姿は、いつも感動します。その背中を押せる瞬間に居合わせられるのは、すごいことだな、と思っています。
そんな成長の一歩を、保護者の方に代わってサポートできることに感謝しながら、次回は9月!お待ちしています。
坂口(ねぷた)
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