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2021年6月11日 (金)

分解者たち

皆さん、こんにちは。

本日はセンターの生き物を紹介します。

最初にお断りしますが、虫が苦手な方はご遠慮いただく方がいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

それでは。

 

 

センターには多くの生き物が生息していますが、彼らは特に目立たない存在だと言えるでしょう。

 

好む場所は湿った落ち葉の下や、丸太、薪の下。

 

私たちが普段目にしないところに住んでいます。

 

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ゴミムシの仲間ですね。

この名前を聞くたびに「酷い名前だな…」と思うのですが、

世の中にはもっと変な名前の生き物もいるので……

(イレズミコンニャクアジとか……)

 

余談はさておき。

本日のテーマは『分解者』です。

落ち葉や枝の下に潜み、様々なものを分解する生物たち。

 

ゴミムシは小昆虫を捕食し、死肉も食べる生き物です。

センターで死んだ……例えばトカゲなどの肉を食べているのでしょうか。

 

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こちらは皆さんご存知ミミズですね。

『ミミズがいると土が良くなる』なんて話、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

センターでも、ミミズ堆肥を作っていたりします。

 

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こちらは子どもに大人気、ダンゴムシ。

ミミズと同じように、落ち葉や土を分解する生き物です。

 

危険を感じると団子のように丸くなります。

決まった場所に大量にいるので、「そんなに!?」となるほど

集めてくる子供を見たことがある人もいるのではないでしょうか。

 

一時期、ダンゴムシの仲間である、

深海のダイオウグソクムシが話題になったこともありましたね。

 

”深海の掃除屋”ダイオウグソクムシ。もちろん、ダンゴムシは”落ち葉の掃除屋”……

 

ちなみにサイズは、だいたい20倍です。

うーん、いきなり陸にいたら気絶するかもですね。

 

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こちらはミミズがいた場所です。

センターに置いてある丸太を動かすと、だいたいミミズが出てきます。

ほどよく水分を保湿し、隙間ができる丸太の下は、彼らのお気に入り。

 

そして、他にも色々出てくるのが丸太の下という場所です。

 

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ぱっと見た感じ、ムカデの幼体、ヤスデ、あとは映ってませんが、

ナメクジにコウガイビルとかもいました。

検索する際は気を付けてみてくださいね。

 

大人になったムカデ以外は、人間に害のない生物です。

 

とはいえ、これらの虫が苦手という方はかなり多いでしょう。

かくいう私も、『好きか』と聞かれると……『嫌いではない』かな……

……見た目はだいぶ苦手かもです。

 

 

こんな話をしているとゲジゲジを思い出します。

ゴキブリを捕食する益虫であるのに、『外観不快害虫』という悲しい区別をされています。

 

気持ちはわからなくもないですが、うまく住みわけができるといいですね。

 

彼らもまた、センターの生態系を形作る生き物たちです。

どこにいるのか、何が苦手かを知っていれば、お互いに気持ちよく過ごせるはずです。

 

……苦手な方は、丸太はひっくり返さない方がいいかもですね。

 

大谷リオ

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