チャ―クロス作り
皆さん、こんにちは。
突然ですが、”チャークロス”というものをご存知でしょうか。
端的に言うならば、『炭化した布』。
センターでは竹や割り箸を使って、炭作りをおこなうことがありますが、
同じ原理で『布』を『炭』にしたものが『チャークロス』です。
最近はなんと、100円ショップでも購入できるというお話。
本日は、そんなチャークロスを作っている方がいました。
大量のダッチオーブンの中に、キャンバス布(トートバッグによく使われる厚手のやつです)を
いれます。
ダッチオーブンは重い蓋で密閉することで、密封状態を作れる調理器具。
ちなみにこれで料理することはなく、チャークロス専用ダッチオーブンとのことです。贅沢。
完成するとこんな感じ。
ちなみにこのチャークロス、火打石で着火するときに使います。
炭はゆっくり燃焼します。
そのため、火種がチャークロスにできれば、慌てることなく点火に移ることができるんですね。
しかもチャークロスは、厚手とはいえもとは布。
太めの糸で繋がっているので、火種ができやすく長く熱を持つ。
点火に便利な着火剤です。
私も先日使ってみましたが、ゆっくり熱が広がっていくのを観察できるほど
安定して熱を持っています。これなら焦って火傷することもないですね。
……興味深く観察してたら、指の近くまで熱が来てましたけど。
火起こし1つとっても様々なやり方があり、センターでは色々なプログラムを用意しています。
例えば、今秋から再開するたき火caféなどで、試してみると楽しいかもしれませんね!
大谷リオ
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