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2021年6月28日 (月)

チャ―クロス作り

皆さん、こんにちは。

突然ですが、”チャークロス”というものをご存知でしょうか。

 

端的に言うならば、『炭化した布』。

 

センターでは竹や割り箸を使って、炭作りをおこなうことがありますが、

同じ原理で『布』を『炭』にしたものが『チャークロス』です。

 

最近はなんと、100円ショップでも購入できるというお話。

 

本日は、そんなチャークロスを作っている方がいました。

 

Img_4839

 

大量のダッチオーブンの中に、キャンバス布(トートバッグによく使われる厚手のやつです)を

いれます。

 

ダッチオーブンは重い蓋で密閉することで、密封状態を作れる調理器具。

 

ちなみにこれで料理することはなく、チャークロス専用ダッチオーブンとのことです。贅沢。

 

 

Img_4837

 

完成するとこんな感じ。

 

ちなみにこのチャークロス、火打石で着火するときに使います。

 

炭はゆっくり燃焼します。

そのため、火種がチャークロスにできれば、慌てることなく点火に移ることができるんですね。

 

しかもチャークロスは、厚手とはいえもとは布。

太めの糸で繋がっているので、火種ができやすく長く熱を持つ。

 

点火に便利な着火剤です。

 

私も先日使ってみましたが、ゆっくり熱が広がっていくのを観察できるほど

安定して熱を持っています。これなら焦って火傷することもないですね。

 

……興味深く観察してたら、指の近くまで熱が来てましたけど。

 

 

火起こし1つとっても様々なやり方があり、センターでは色々なプログラムを用意しています。

 

例えば、今秋から再開するたき火caféなどで、試してみると楽しいかもしれませんね!

 

 

大谷リオ

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