良質の薪
昨年の4月に玄関とホールに薪ストーブを設置しました。
私のこだわりもあって、煙突は壁で無く、屋根に直接穴をあけストレートに上に抜いてもらいました。
その結果、11月から3月までの4か月間、ほぼ毎日薪ストーブを焚いたのですが、一度も煙突が詰まること無く快適でした。
(来シーズンに向けては一度煙突掃除を行う予定です)
煙突が詰まらなかったのは、煙突の形状が大きいのですが、燃やす薪の良し悪しも大きく影響します。
松のような、脂分(ヤニ)を沢山含んでいる薪を燃やすと詰まりやすかったり、しっかり乾燥していない薪を燃やすと、水分が煙突についてそこに煤がつくため、煙突が詰まりやすくなってしまいます。
センターでは、白樫やコナラや桜などの木を割って薪にしています。割った薪は直径8cm程度が良いとされ、最低でも3か月は乾燥させないと水分量が多く、ストーブでもしても熱が上がってくれません。煙突も詰まってしまいます。
薪の種類によっても燃え方が違うため、種類別に分けて保管するようにしています。
新しく薪割り機も導入したので、薪割りは断然楽にできるようになりました。
今は木を切っても薪として燃やすことができないため、ゴミにするのがほとんどですが、割って、乾燥して、活用できれば、その方がいいに決まっています。
センターでは、薪ストーブにドラム缶ピサ、五右衛門風呂にも薪を活用しています。先日は焚火Cafeで、焚き火を楽しんでいただき大好評でした。
いつでも良質な薪を使える状態で用意するのって大変なのですが、火を楽しむプログラムを提供している以上、良質な薪をいつでも用意しておきたいと思います。そんな意識を持ったスタッフがいるのも黒川の野外活動センターの魅力なのではないでしょうか?(野口)
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