皆さん、こんにちは。
本日は、センターで行っている主催事業をご紹介します。
森のようちえんおさんぽくらぶという事業です。
対象は2~3歳の未就学児となっていて、お預かりしたお子さんと一緒に森におさんぽに行きます。
時間帯は水曜日の10~12時、基本的には月に2回の開催となります。
子どもたちにとっては、初めてとなる大冒険!
見慣れたお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんから離れ、知らない大人と行く森への探検です。
あっさり探検に向かう子もいれば、お母さんの姿を探して一生懸命歩く子もいます。
しかし、やがて子供たちも慣れてきます。
人と場所に慣れれば、森の中は面白いものがたくさん!
ただ走り回る子もいれば、じっと観察する子もいます。
黄色い葉っぱ、面白い形の木、強そうな枝、音が出る場所……
彼らなりに『楽しい』ことを探し求め、彼らは『おさんぽ』に出かけます。
子どもたちが何を面白いと思うかは、実はスタッフにもあまり予想がつきません。
長い棒が好きだった子も、翌々週になると見向きもしなかったり。
スタッフが『楽しそう!』と思った遊びも、十秒ほどであっさりフラれたり……。
彼らの感性はとても鋭く、そして時にとても柔らかです。
『木片を笹の葉っぱに乗せてバランスを取る』なんて遊び、私は思いつきません。
それでも、彼らが思いついた遊びは、大人も時に夢中になるほど面白いのです。
そして、センターの森の中は彼らにとって遊びの素材の宝庫です。
「これはなんだ?」「見たことない」「何か動いてる!」
不思議に触れて、彼らは『ソレ』が何であるかを考えます。
わからなくても、『どんなものであるか』を観察します。
おさんぽくらぶの私たちは、その傍に寄り添い、彼らの学びの手助けをしています。
今年度おさんぽくらぶに参加した皆さんは、次は少し上の子が集まる「のあそびくらぶ」が待っています。
また、来年度からは改めておさんぽくらぶの参加者を募集いたします。
活動に興味のある方は、ぜひセンターまでご一報ください!
大谷リオ