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2021年2月26日 (金)

焼けぼっくいに火がついた

今日はたき火の灰や燃えカスでいっぱいになった灰捨て場を綺麗にしました。

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シャベルで少し掘り出していると、なにやら湯気が・・・・
灰にうずめられた、いくつかの大きな薪の燃えカスを素手で触ると温かい・・・
ひょっとしてまだ燃えているのではと思い、ファイヤーサークルへもっていきました。燃え残りの薪を積み上げたままにしてみていると、5分もしないうちに燃え上がり、ライターや新聞紙なんかなくても、あっというまに焚火ができちゃいました。

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ちょうど、栃木県足利市の山火事がニュースになっている今、あらためて火の後始末についてお願いがあります。
始末の仕方が悪いと、あっという間に山火事になり、4-5日すぎても消火できない大事故になってしまいます。

1つは
・薪や炭は完全に燃やしきる です。

灰はそのまま畑にまいたり、森に散布して土壌改良にとても役立ちます。
そして灰になると燃えません。燃えないので畑や森に散布しても山火事にはなりません。
センターでの活動を計画する時に、何時まで燃やせるのか計画をして、火を起こしたり、燃やたりしてください。 
また、燃やしきれないような大きな木を焚火に入れてしまうなんてことが無いようにしてください。

2つ目は
・薪や炭は完全に消火する です。

時間や活動内容によっては、完全に燃やしきることが出来なくなることもあります。そのような時には、空気を遮断したり、水をかけたりして、完全に火を消してください。今回の様に消火ができていないまま灰捨て場にすててしまうと、なかなか消えずに、くすぶり続けてしまいます。そして何かの拍子で、燃えカスが空気に触れたり、燃えやすいものと接触するとあっという間に火がついてしまいます。
完全に火を消して、素手で触っても熱くないぐらいまで消火してから、所定の場所へ捨ててください。


3つ目は
・始末の方法を確認する です。
火の後始末に困ってしまったらセンターの職員へ相談してください。
その時々、時間によって最適な方法をお伝えできるはずです。
完全燃焼、完全消火ができないまま、中途半端な処分をしてしまうと、今回の様に灰捨て場で燃え残りが何日も火種を抱えたまま居座るようになってしまいます。

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灰捨て場からはアルミホイルのゴミなども出てきました。
できるだけ灰捨て場にはゴミを捨てることも併せておやめください。(川村)

 

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