特製黒川味噌仕込み(初日)
今日からセンターで人気のプログラム「特製黒川味噌仕込み」がスタートしました。
例年とは異なり、今年は参加人数も催事時間も大幅に縮小して実施となりました。
味噌つくりの流れなどを簡単にお話したら、まずは原材料の大豆の煮え具合を確認しました。
昨日に水に漬けたあった大豆を午前中いっぱい大鍋で煮て、参加者の皆さんが集まるまで約5時間ほどあらかじめ煮込んでおきました。
薪と鉄の大鍋を使ってじっくり煮込んだ大豆はすっかり飴色になっていて、煮豆として食べたいぐらい良い香りでした。
そして参加者の皆さんと大豆をすりつぶしました。
大人も子どもも手回しのミンチ機でどんどんとすりつぶしていきます。
大豆がすり潰れたら、先月来センターでたくさん仕込んだ、米麹・麦麹・塩を各自それぞれ混ぜ合わせていきました。
麹と塩をよく混ぜ、固まったところが無くなったら、さらに大豆と混ぜ合わせます。
いつもならこの作業も大勢で一つのタライで混ぜ合わせるのですが、今年は各自に取り分けてボールで混ぜるやり方となりました。少し手狭で混ぜにくかったかもしれませんが、今の状況ではいたし方ありません。
さて、材料がすべて混ぜあわさったら、持ち帰り用タッパーに詰めていきます。
タッパーの中をホワイトリカーですすぎ、味噌だねを空気が入らないように詰めていきます。
全て詰め終わったらタッパー自体を床に落として空気を抜く方達も見られました。
最後にキッチンペーパーやラップで蓋をして完成です。
半年から一年後には美味しい味噌になっていると思います。
そこまで待てないという方や、米麹味噌は作ったけど麦麹味噌は作らなかった方たちは昨年仕込んだ”黒川味噌”を帰りに買っていかれました。なかには、タッパー4つ分に加えて昨年仕込みの2種類の味噌も買っていくとか、皆さん大荷物でお帰りになりました。
手作り味噌の美味しさはまさに手前みそ、作る工程や寝かせる期間も含め美味しさが増していくようです。
たっぷり、じっくり味わってくださいね!(川村)
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