こども文化センター わくわくプラザ職員研修(珈琲焙煎講習)
昨今の世間の状態では、なかなか人と接したり、心和む時間が取り辛かったりしています。そんな中でもありますので、毎月行なわれる、こども文化センター・わくわくプラザ職員研修では”おもてなしの心”をテーマに珈琲焙煎講座が行われました。
ふとしたことから始まった黒川青少年野外活動センターでの珈琲の手焙煎は早くも3年ほどの月日が経ちましたが、その間にとても多くの学びや気遣いの知見を得てきています。
お茶を来客にお出しする意味や、相手の好みに合わせて行う手焙煎の良さなど所長のロバさんからのお話に続き、珈琲焙煎の手ほどきを受け、換気やディスタンスに注意しながら受講生の皆さんがグループに分かれて珈琲豆の焙煎を実習しました。
参加されている皆さんほぼ全員が珈琲がお好きだったようで、焙煎も習ったことに沿ってすいすいと進みました。
焙煎をした後は再びロバさんからのハンドドリップのレクチャーを受けました。
中でも、ドリップの仕方は同じなのに、焙煎したての珈琲豆と市販されている焙煎してから時間の空いた珈琲豆との差を見せる場面では、見た目も香りも味わいも格段に差が有る事に皆さん驚かれていました。
そして参加者の皆さんが順次ハンドドリップに挑戦しました。各班ごとに異なる産地の豆を2回づつ煎ったこともあり、豆(産地)の違い、焙煎の違い、ドリップの違いで様々な味わいになることもご理解いただいたようでした。
講習後のアンケートでは、初めての体験での驚きや学びも多く満足度が高かったです。そして、なによりも、ほんのひと時、いい香りと仲間とのコミュニケーションで癒された事が好評だったようです。こんな世の中でも”おもてなしの心”で講習をお手伝いした職員たちも少しほっとする講習会でした。(川村)
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