片平小学校 里山体験
本日、片平小学校の5年生が里山体験にやってきました。
長野県の菅平高原より、やまぼうし自然学校のインストラクターをお呼びして、センター職員と一緒に指導をしていただきました。
子ども達には、4つの体験ブースに分かれて、里山体験をしていただきました。
1、炭焼き体験
空き缶を使って、お花炭を作りました。子どもたちが持って来た、松ぼっくりや割り箸を詰め、焚火にくべて、炭を作ります。最初は白い煙が出ていますが、炭になると、煙が透明になります。どんぐり山より焚き木を集め、焚火を大きくしていきます。
約45分で煙が変わり、缶を冷ましてから蓋を開け、お花炭が完成しました。
炭は、消臭効果があったり、絵をかいたりも出来るので、有効活用してもらいたいと思います。
2、薪作り
先日、隣の電車山で切った木が、薪割りに最適なので、散策がてら、子どもたちと薪割り用の薪を取りに行きました。
運んで来た薪を、薪割り機やくさびを使って割って薪棚に積んでもらいました。
薪を割る爽快感、沢山割って積み上げた達成感を味わってもらいました。
みんなが作ってくれた薪は、センターのプログラム、ドラム缶ピザで使ったり、薪ストーブで活用したいと思います。
3、竹カップ作り
センターに自生している孟宗竹を使って、竹カップを作ってもらいました。
昔は竹を使っていろいろな道具を沢山作っていました。今ではプラスチックに代わり竹を使わなくなり、竹林があれている現状もあります。
のこぎりの使い方に苦労していましたが、竹カップの他にも、一輪挿しの花瓶などを作っていました。
4、カブと虫の住み家作り
野外トイレ脇の落ち葉をためている場所を掘ると、沢山のカブトムシの幼虫が出てきました。
幼虫が住んでいる土をふるいにかけ、堆肥として畑に運んでもらいました。
また、今の季節、沢山の落ち葉があるので、子どもたちに集めてもらい、掘った堆肥の場所に新しい落ち葉を入れてもらいました。
集めた落ち葉に埋もれたり、落ち葉を高く投げて遊んだり、落ち葉遊びも楽しんでもらいました。
午前2クラス、午後2クラス交代で、里山体験を5年生全員体験してもらいました。
今回の体験を生かして、今後、里山についての学習を進めて行くとの事です。
今回の体験が子どもたちの学びのきっかけになれば嬉しいです。(野口)
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