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2020年11月 2日 (月)

こども文化センター わくわくプラザ職員研修(ブッシュクラフト)

皆さん、こんにちは。

11月に入り、研修内容はBBQからブッシュクラフトになりました。

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今回のブッシュクラフトは、主に火起こしがメインとなります。

火を点けることそのものがプログラムになりますし、

火を使って簡単な料理もすることができます。

 

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メタルマッチという金属の棒を擦って、火花を散らして着火させます。

最初は麻縄ほぐした火口(ほくち)に向けて火花を飛ばし、着火の練習をしました。

 

しかし、火口は燃えやすいですが、すぐに燃え尽きてしまいます。

 

なので、火口の次に燃やすもの――『フェザースティック』を用意します。

 

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ナイフを使って薪を割り、フェザースティックに最適な細さを作ります。

次は薪をナイフで表面を削って、羽毛のようなスティックを作ります。

毛羽立たせることで、空気が良く入り、燃えやすくなります。

 

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ここまでできれば、あとは火口からフェザースティックへ火を移すだけです。

班に1台の焚火台の上で、薪やフェザースティックを燃やして焚火にします。

 

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自然に存在しているものを集めて、火口になるかの実験もしました。

思い思いのものを拾ってきて試しましたが、本日無事に着火できたのはこちら。

 

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写真左下の、ほわほわとした塊がわかるでしょうか。

センターに咲いていた紫陽花の花が枯れたものです。

ほどよく葉脈や綿が出ていて、乾いていると比較的簡単に着火ができました・

 

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最後は焚火を使って焼きマシュマロです。

串も、ナイフで竹を割ることで作りました。

 

色々な技術と自然物を使い、持ち込む道具は最小限に。

災害時の生活にも役立つ技術と道具を学びました。

 

火を扱う場所も、最近は限られてきています。

事前の練習や試作をしたい場合は、ぜひセンターをご利用ください。

 

皆様のこれからの活動に、少しでも今日の研修の内容が活きることを期待しております。

 

大谷

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