こども文化センター わくわくプラザ職員研修(ブッシュクラフト)
皆さん、こんにちは。
11月に入り、研修内容はBBQからブッシュクラフトになりました。
今回のブッシュクラフトは、主に火起こしがメインとなります。
火を点けることそのものがプログラムになりますし、
火を使って簡単な料理もすることができます。
メタルマッチという金属の棒を擦って、火花を散らして着火させます。
最初は麻縄ほぐした火口(ほくち)に向けて火花を飛ばし、着火の練習をしました。
しかし、火口は燃えやすいですが、すぐに燃え尽きてしまいます。
なので、火口の次に燃やすもの――『フェザースティック』を用意します。
ナイフを使って薪を割り、フェザースティックに最適な細さを作ります。
次は薪をナイフで表面を削って、羽毛のようなスティックを作ります。
毛羽立たせることで、空気が良く入り、燃えやすくなります。
ここまでできれば、あとは火口からフェザースティックへ火を移すだけです。
班に1台の焚火台の上で、薪やフェザースティックを燃やして焚火にします。
自然に存在しているものを集めて、火口になるかの実験もしました。
思い思いのものを拾ってきて試しましたが、本日無事に着火できたのはこちら。
写真左下の、ほわほわとした塊がわかるでしょうか。
センターに咲いていた紫陽花の花が枯れたものです。
ほどよく葉脈や綿が出ていて、乾いていると比較的簡単に着火ができました・
最後は焚火を使って焼きマシュマロです。
串も、ナイフで竹を割ることで作りました。
色々な技術と自然物を使い、持ち込む道具は最小限に。
災害時の生活にも役立つ技術と道具を学びました。
火を扱う場所も、最近は限られてきています。
事前の練習や試作をしたい場合は、ぜひセンターをご利用ください。
皆様のこれからの活動に、少しでも今日の研修の内容が活きることを期待しております。
大谷
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