BBQ検定初級
皆さん、こんにちは。
本日センターでは、BBQの初級検定が行われました。
体温や健康の確認を行い、講義を行います。
日本バーベキュー協会会長の下城さんからお話をいただきました。
BBQ発祥の歴史や、スポーツとしてのBBQ、BBQという文化についてなど、
様々な視点からBBQに対する知識を披露いただき、参加者からも驚きと納得の声があがりました。
詳しい内容はぜひ、初級検定を受けに来てみてくださいね!
さて、講義が終わったら、いよいよ実践です。
実戦とは言ったものの、我々参加者がいきなり肉を焼くわけではありません。
中級・上級のインストラクターの皆さんが、すでに準備をしてくれていました。
チムニースターターを使った炭への火付けの方法、手順、そして仕組み。
聞けば聞くほど、いかに先人の方が工夫をしてBBQをされてきたかわかります。
より手軽に、より楽しく、より美味しく。
そういった工夫も、聞いて、実際に見るまでは知ることができませんでした。
多くの知識を引き継ぎ、また更新しながら、我々もBBQの知識を引き継いでいこうと思います。
炭の配置も、一筋縄ではいきません。
参加者が平らに広げた炭。
これは、ワンゾーンファイアといい、まんべんなく同じ火力になる配置です。
一般的なBBQではよく見る配置ですが……
あの配置は、最後や急いでいるときに、一気に焼くときに使う配置のようです。
片側に炭を集め、強火・中火・弱火の3つのエリアを作る。
これを、スリーゾーンファイアと言います。
言われてみれば、ずっと強火で完成する料理なんて、そうはありません。
炭でやる場合、火力の変更は大変なので、場所を分ける。
言われて、目の前で見せてもらえば、『なるほど』以外の言葉が出てきません。
他にも、ここには書き切れないほどの工夫と納得があったのですが、
なかなか写真と文章だけでは伝えきれないと思うので、ぜひ体験してもらえればと思います。
シンプルに感想を言わせていただけるなら、『とても美味しかった!』ですね。
BBQではこんな大きなお肉も焼きます!
豚肉・鶏肉・牛肉には、それぞれ安全になる温度があります。
肉芯温度計は、肉に刺すことで内部の温度を確かめることができる機械です。
不安があると、楽しむことは難しいですよね。
安全であることをしっかり確認して、BBQを楽しんでいきましょう。
BBQで焼くのは、当然お肉だけではありません。
野菜も美味しく焼くポイントがあります。
しいたけ、ピーマン、ズッキーニ。野菜だって、とっても美味しく焼けるんです。
特にジューシーなズッキーニ、甘いピーマン、出汁が出ているしいたけ。
水分を飛ばさずに焼く……工夫次第で、そんなこともできちゃうんですね。
さて、いよいよBBQも終盤が近づいてきました。
我々参加者も、ついに焼くときがきたのです。
その食材は……食パン!
バーンストライプ。斜めに焼き跡をつける技術です。
我々参加者は、このバーンストライプ食パンの出来を競いました。
網の焼き跡や、白い部分の範囲など、様々な判断基準がありました。
その判定は下城さんにやっていただき、我々はひたすらパンに焼き目をつけます。
ちなみにこちらが『かなりいい』バーンストライプがついているとのこと。
なかなか我々はそうはいきませんが、それでもやる以上は結果が出ます。
1位の方には……BBQ協会から『何か』が贈られました!
知りたい方は、参加してみてくださいね!
さて、本日行ったのは『検定』でした。
ということは、『筆記試験』もあるわけですね。
講義と実践を見て聞いて、様々なBBQの知識を問う試験でした。
合格したかどうかは……1か月後のお楽しみです。
試験が終わったあとは、最後のBBQです。
焼きバナナ、焼きオレンジなどのデザートが用意されていました。
熱くて甘くて酸味のある果物たち。
そして焼きマシュマロもありました!
それぞれ焼く食材に合わせて、炭の配置も変わっていきます。
最後は、写真映えする巨大なラスボス……
『セントルイスカットリブ』を食べて解散となりました。
BBQ初級検定を受け、様々なBBQの歴史や知恵、工夫を学ぶことができました。
こうして得た知識や経験を活かしながら、また多くの人にBBQの魅力を伝えていきたいと思います。
来年も開催予定ですので、興味のある方はぜひ検討してみてくださいね!
大谷
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