こども文化センター わくわくプラザ職員研修(ブッシュクラフト)
今日はこども文化センター/わくわくプラザ職員の皆様44名で、第3回目のブッシュクラフトの技術を使った火起こしでの資質向上研修が行われました。
日本ブッシュクラフト協会の認定ブッシュクラフターをしてメタルマッチで火をつけて、最終的には全員がマシュマロを焼いて食べるというゴールに向けて段階を追って説明をさせていただきました。
まず第一段階はメタルマッチで火花を出すところからです。
ストライカー(メタルマッチをひっかく小さな金属片)の角度や力の入れ具合など人それぞれの方法で確実に火花が飛びました。
次の段階ではメタルマッチで生み出した火花を麻ひもをほぐして作った火口(ほくち)に移し炎を作りました。ここが第一の関門でなかなか燃え上がってくれなかったりしたようですが無事に全員がクリアできました。
続いての段階は薪を細く割り小割の薪をつくることと、その小割の薪でフェザーステック(焚き付け木)を作りました。小割の薪をバトニングをいう方法でナイフを使って割る部分は皆さん苦も無くこなしていました。しかし、ここで第二関門のフェザーステックを作るとこはなかなか苦戦をされていました。
今日は特別に日本ブッシュクラフト協会の認定ブッシュクラフターの”メイちゃん”がサポートでお手伝いに来てくれていたので、フェザーステックを作ることに苦戦していた方達にも個別に丁寧にコツを伝えてもらえました。(なんといってもメイちゃんのフェザーステックは出来上がりが綺麗で作るのも早いのです)
これで火起こしの手順はすべて準備できたので、メタルマッチの小さな火花から薪に火がつく所までの”火を育てていく”を段階を全員習得されたので、グループごとに協力してマシュマロを焼くことを目標に一丸となって挑んでいただきました。
”マシュマロおいしかった!” ”はじめは難しかったけどだんだんとできる様になって楽しかった” ”うまくできないところもあったけどグループの人と一緒にできので良かった” などなど、皆さん手順を順番に繰り返すことでワクワクとしながら楽しめたようでした。
普段はナイフを使わない(子どもにナイフを使わせない)火をつけたりしない(子どもに火つけさせない)職員の皆様でしたが、自分たちがワクワクして楽しかった事は強く印象に残ったようでした。
野外活動、防災時など火を使う機会には、今日のワクワク感を思い出しながら子どもたちと一緒に楽しんでもらえたらと思います。(川村)
| 固定リンク