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2020年10月21日 (水)

秋の手仕事日和

今日は秋らしい活動を職員達で行いました。
まずは夏のキャンプで拾い集めたオニグルミの活用です。
よく乾燥したオニグルミを鍋で煎って、堅い殻の口が開いたところをブッシュクラフトナイフで割り開きます。

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ていねいに実を取り出したら、すり鉢でよくすりつぶします。

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砂糖や醤油などを入れて水で溶いたらクルミのたれが出来上がり。

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今日のまかないはお蕎麦を茹でて胡桃そばとして美味しくいただきました。
クルミのペースト(特にオニグルミ)が高価なのはこうした細かな手作業で出来上がるからですね。

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そして、昨日所長がいただいてきた渋柿を干し柿にしました。

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柿を吊るして干すために丁寧にヘタの小枝を切り残します。
外皮をむいてヘタを丁寧に剥き切り、紐で縛ってベランダに吊るします。

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昨年の干し柿はメジロに大半を食べられてしまったのですが、今年は大丈夫でしょうか?1カ月ほど干してうまくできあがったら、料理や和菓子に作りをして楽しみたいと思います。去年食べた干し柿の天ぷらや白和えはおいしかったのでまた作りたいですね。

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熟して柔らかい柿はヘタに焼酎を塗り、袋に入れて2~3日おいて渋抜きをしてから食べようと思います。

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クルミも柿も野山で簡単に手に入る自然の恵みです。そのまま食べるだけではなく、少しだけ手間暇をかけて、古来から大勢の人に楽しまれてきた味わいを楽しむ秋の一日となりました。皆さんも実りの秋を手仕事で楽しんでみてはいかがでしょうか(川村)

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