夏の落とし物
まだまだ暑さが続いていますが、そこはかとなく秋が近づいてきています。
夏が終わりに近づくとどんぐり山の自然がだんだんと秋が近づいて来ていることを教えてくれます。
毎年、秋の気配が出始めると”どんぐり山”の木のみが落ちてきます。
今年も、駐車場にポツリ、グランドにコロリ、厨房前や工作室前にポロリ、どんぐり山にはパラパラとドングリが落ち始めました。
少し強い風が吹くと野外炊事場の屋根にはカラカラ、コッコツとドングリが落ちてはねる音が誰もいない時にはよく聞こえます。
落ちてくるドングリの色や形は様々です。青いもの、黒いもの、茶色いもの、笠のついたもの、笠のついていないもの、小枝や葉とくっついたままのもの、大きなもの、小さなもの、丸いもの、長いもの。地面をゆっくり見まわすと本当にいろいろなドングリが落ちてきています。
そして、玄関前の夏ミカンには青い実が付き始めていますが、これも時々落ちてきます。
また、雷雨の前の強い風が吹くと、まだ青くて小さな柿の実も落ちてきます。
こうした夏の終わりに落ちてくる落とし物を見ると、着実に秋が近づいていることが感じられます。
そうそう、センターのホールの床にはコウロギも迷いこんできていました。
暑さももう少しで納まるような気がしています。(川村)
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