流しそうめん台の柿渋塗り
梅雨明けから本格稼働する予定の流しそうめん台。
そうめん台のトイは水気を帯びるので、カビなどで傷まないように柿渋を塗っています。
今年は竹炭のようにするため、フシの部分を試しに焼いてみました。
竹炭は湿気を適度に吸って、太陽光に当てると乾燥しやすい性質があります。
これでトイが乾燥しやすくなって、防カビ効果があれば良いなと思います。
ガスバーナーでトイのフシとフチを中心に焼いていきます。
焼き終わりました。
香ばしい匂いが漂います。
炭化させた部分は布で磨きました。
ここからメインの柿渋塗りです。
柿渋は、収穫した柿を砕いて液状にして汁を絞った後、何年か発酵させて出来上がります。
天然素材で、防カビ・防腐材になります。
少し薄く希釈したため、3,4度ほど塗り重ねました。
段々茶色になってきました!
柿渋は染め物にも使われて、布に染めると濃い茶色になります。
トイも乾燥させて酸素に触れると柿渋の色がより濃くなっていきます。
ひとまず完成です!まだ液が余っているのでここからもう数回塗る予定です。
みなさんに使っていただくときはもっと落ち着いた色に仕上がっていると思います。
夏に向けて今後も準備をしていきます!(片岡)
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