オンラインで学ぶ車中泊と防災 講座
今日の利用者さんは”もしも”の時に備える緊急災害時飲食提供店ネットワークの「まごころキッチンプロジェクト」さんでした。
今回は車中泊や在宅避難の方法をオンラインで学ぶ防災講座が開かれました。
今月の豪雨災害でも、新型コロナウィルスの感染防止から、避難所へ入らず(入れず?)駐車場などで車中泊を余儀なくすることになるなどの報道もありました。
そうした今どきの背景から、大勢の人が集まる避難所ではなく、家族だけでマイカーを使って自分たちの自身の命を守るための方策などを30名ほどのオンライン参加者の皆さんが学びました。
ネットの回線で音声や画像が途切れることもあったようですが、事前に配布された資料が有ったり、質疑応答の時間が設けられていたりしたことで、全体としてはスムーズに講習はおこなわれました。
車中泊そのものは旅行などで経験されたこともあると思いますが、自分の空間として快適な部分と意外なところで感じる不便さとがあります。
ましてや大規模災害時の退避策として行う車中泊は遊びに出かけるときとは心理的にも大きな差があります。
換気とプライバシーの両立やガソリンなどの燃料消費問題、家族全員が落ち着く空間づくりなど、実際に車中泊を実践した「まごころキッチンプロジェクト」のスタッフさんの体験ビデオなども流されて、我々にとって身近な目線で車中泊を見直すきっかけになったのではないでしょうか。
防災イベントを黒川青少年野外活動センターでこれまで実施されてきた「まごころキッチンプロジェクト」のスタッフの皆さんお疲れ様でした。そして、次回もまた一般の人に役立つ防災アドバイスを期待しています!(川村)
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