紫蘇仕事
今日は先日漬けた梅干し用の赤しそ仕込みを行いました。
梅干しは梅酢がだいぶ上がってきています。
赤い梅干しになるように、赤しそを入れていきます。
まずは梅の高さよりあがった梅酢を取ります。
しそは太い茎を取り、よく洗います。
水気を切ったらザルにあけて、よく乾かします。
待っている間に余ったしそでジュースを作りました。
沸騰したお湯にしそを入れて約5分煮ます。
煮ていくと赤しその色素が抜けていきます。
最後に砂糖を溶かして、お酢を入れるときれいな赤色に!
粗熱を取って、保存容器に移し替えたら完成です。
程よい酸味が効いた甘いジュースになりました。
さて、梅干し用のしそ仕込みに戻ります。
乾かしたしその分量の約18%の塩を入れて灰汁を出していきます。
まずは分量の半分の塩を入れて、しっかりともんでいきます。
あっという間に5分の1くらいのサイズになりました。
上記の作業を2回行い、最後に取り出した梅酢を入れてよく混ぜます。
白かった梅酢が赤しそとまざり、きれいな赤色になりました。
出来上がったしそは梅の上に散らして、重しを乗せて漬けていきます。
こうすることで黄色の梅は赤く染まり、赤い梅干しになります。
ここからまたじっくりじっくり漬けながら、梅雨が明けるのを待ちます。
晴れ間に赤く染まった梅たちを干すのが楽しみです。
その間は赤いしそジュースからパワーをもらおうと思います。
(小川)
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