米麹、絶賛仕込中!!
2月に行われる「特製☆黒川味噌仕込み」のに使う米麹作りを年明けから連日行っています。
1日目は米を浸水して蒸しあげ、種になる麹を振りかけ、麹室で保温して麹をもやし(萌やし)ます。
2日目は保温状況を確認しながら手入れし、麹の生育を促します。
朝に「天地返し」を行い、午後には麹が成長しているのを確認して「手入れ」という作業で米粒のほぐしとならしを行い、麹の育成に適した温度の調整を行います。
3日目には保温を止め冷やして麹の育成を止めます。
「出麹」をして米をバラバラにし、麹を冷ましつつ湿気をとばして乾燥を行います。
一連の作業は温度との勝負で、麹は生きた菌なので、種麹を植える時には素早く冷まさないと、熱すぎて麹菌が死滅してしまいますし、温度が低すぎると麹の成長がすすまず米麹ができません。
こうして3日かけて14kgのお米を米麹にしました。そして今日もまた新たに準備をして次の14kgのお米を蒸して米麹を増産しています。
明日は朝一番にまた「天地返し」を行い、午後には「手入れ」、明後日の夕方には「出麹」して新たな米麹が出来上がることでしょう。
2月の「特製☆黒川味噌仕込み」の当日まであと7回この一連の作業を続けていきます。
美味しい手作りの、くろかわ特製味噌ができるよう、麹の仕込みをしばらくは頑張ります!(川村)
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