柿渋作り初挑戦!
柿渋とは、まだ青いうちに収穫した渋柿の未熟果を搾汁し発酵熟成させたものです。
日本では古くから、この柿渋を塗料や染料、あるいは万能民間薬として、マルチに活用してきました。
家屋や生活道具、衣料品の耐久性を高め、防水・防虫・防腐・消臭効果を与えるなど、その効能は驚くほど
多彩。
この多彩な魅力を持つ、日本古来のエコ素材、柿渋を作ってみることにしました。
まずは、柿の収穫です。 脚立に乗って渋柿を収穫しました。
収穫した柿はヘタを取って、6~8等分に切ります。この作業に結構時間がかかりました。
この時点で計量すると、約3キロのありました。
水を加えながらミキサーで粉砕します。渋臭さよりも青リンゴのようなフレッシュな香りがしました。
粉砕した柿を、最初は蒸布で、次にさらし布で濾して果汁を作ります。
果汁をボトルに詰めて、作業終了。
約2.4リットルの柿渋の原液ができました。今から1年後が楽しみです。(野口)
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