防災ロープワーク&ゴミ袋雨具づくり講座
本日は川崎市の南菅中学校で、防災学習の1コマでをいただきロープワークとゴミ袋を使った簡易雨具の作り方の講座を行いました!
6月にセンターでドラム缶ピザとアドベンチャーツアーを体験しに来てくれた学校さんで、みなさんとお会いするのは久しぶりでした。
講座を始める前に外に大きなタープを張りました。
外で立てるときのイメージを持ってもらうためです。
体育館に生徒さんたちがやってきて、講座スタートです。
まずはロープワークです。
今回は「本結び」「巻き結び」「自在結び」の3つを覚えて、最後は班でミニタープを立てます。
1人1本ミニロープを持って、練習しました。
ロープワークを学んだあとは外のタープを身に行きました。
どこに何の結びが使われているのか、道具が限られたときに使える身近な物の紹介などを説明しました。
そしていよいよ班ごとにミニタープづくりです。
まずはデモンストレーションでみんなが実際に作るミニタープを立てて説明しました。
今日はペグの代わりにパイスイスを使って、タープを固定します。
実際に雨が降ってきた時に立てることを想定して、制限時間を10分にしました。
各班習ったばっかりのロープワークを使い、時間を見ながら立てていきます。
なんとか10分以内で全班タープを立てることができました。
最後に講師のロバさんから、タープがゆがんだ時の調整の仕方や上手く立てるポイントをおさらいして、前半の講座は終わりました。
後半戦はゴミ袋を使った雨具づくりです。
使うものは45Lのゴミ袋とはさみだけです。
まずは班のリーダーにだけ、作り方をレクチャーしました。
リーダーさんは受けたレクチャーを班のみんなに伝えて、実際に雨具を作ります。
習ったことを伝えるには、自分がそれを理解をしてないとできません。
言葉だけで伝える難しさも体験しました。
出来上がった雨具は雨を防ぐ他に防寒着としての機能もあります。
寒い季節に被災した時、これを知っていれば一時の寒さを防ぐことができます。
こちらも全班作ることでできて、後半戦が終了しました。
今回のテーマは『いざという時に使える中学生』ということで、ロープワークなどの技術をお伝えしました。
災害が起こらないことが一番ですが、知っていれば万が一何かあったときに役に立つことがたくさんあります。
ロープワークもタープを立てるとき以外にも、生活の場面で応用できるものがたくさんあります。
ぜひ今回学んだことを生活の一部に入れていただき、“いざというとき”に活躍してもらえると嬉しいです。
(小川)
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