資質向上研修「救急法」
川崎市で放課後こどもに関わる事業を行っている職員のスキルアップを目的として研修が行われました。
今回の研修テーマは「救急法」です。
講師には、日野社会教育センターの職員で、世界基準の野外・災害救急法「WMA」の公認インストラクターの寺田達也氏をお呼びしました。
救急法と言っても、心配蘇生法やAEDの使い方を学ぶのではなく、各施設で怪我や病気が発生した時、どのような判断基準でどう対処すべきなのか?を、実際の起きた事例を基に、みなさんに考えていただきました。
実習では2人組になって呼吸の有無の確認や、救急車を呼ぶべきか呼ばなくて良いのかの判断基準についても確認しました。
バリア(手袋)を付けて対処することにより、肝炎などのウイルス感染から身を守ることの重要性も学ぶことが出来ました。
また、小グループで事故後の正しい判断について話合っていただき、どのような対処が適切なのかを考えていただきました。
実はこの研修、同じ内容のものを、明日と来週にも行うため、詳しい内容は控えさせていただいているので、ご理解ください。
研修の最後に書いていただいたアンケートでは、「とても満足」が、5点満点中4.9点、「職場に生かせる内容だったか」が、5点満点中4.8点という高得点でした。
今日参加したみなさんにとって、いつでも起こりうる身近な話題であるからこそ、真剣に取り組んでいただけたのだと実感しています。事故をに防ぐことも需要ですが、起きてしまった事故に対して正しい判断での対処・対応が出来るよう本日の研修を生かしてください。(野口)
| 固定リンク