里山の手入れ
神奈川シニア自然大学校 入門コース 第3回「里山の手入れ」を行いました。
講師はセンター所長の野口が務めました。
始めに里山についてのミニ講義を行い、黒川の試みとしてドクダミ茶や日本ミツバチについてのお話をさせていただきました。
貴重な日本ミツバチのはちみつも試食していただきました。
早速、フィールドに出て、ネイチャーボランティア等で実施している里山の手入れを確認していただきました。
切った木からひこばえが出ている様子や、木を切って日が当たった斜面からどんぐりの実生がは育っている様子を観察してもらいました。
昼食には恒例の羽釜ご飯とみそ汁が提供されます。今回は長野産のタケノコ入りの味噌汁となりました。
午後は実際に里山の手入れに挑戦していただきました。
今回はコナラの木を1本みんなで倒しました。
ロープを掛けてみんなで引っ張り狙った場所に倒す計画です。
うまく倒れずかかり木になってしまいました。引っ張る角度を変え何度か挑戦をした結果、うまく倒しきることができました。
倒した木は、みんなでのこぎりを使って運べるサイズに切り、運びました。
現在は、木を1本切ると活用できないため、ごみとして処理するしかありません。センターでは切った木を薪としてまたシイタケのホダ木として活用できるので無駄にはしません。
今回1本の木を間引いたことにより、木々の間から空がぽっかり見えました。これで、周りの木が葉を伸ばすことができるようになります。
みなさんのおかげで、黒川の里山が、また、心地よい場所へと変化しました。ありがとうございました。
切った切り株に上ってポーズをとってくれた茶目っ気たっぷりな参加所もいました。
毎月行っているネイチャーボランティアでは里山の整備を実践していますので、興味を持った人はぜひ参加してください。お待ちしています。(野口)
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