東京シニア自然大学のアウトドア教室
東京シニア自然大学の2019年度のカリキュラムの一つとして黒川青少年野外活動センターにてアウトドア教室を行いました。
午前中はアウトドアクッキングの楽しさと、火おこしなどのスキルを身に着けて頂くために「ドラム缶ピザ」を体験していただきました。
生地をこねるところから、トッピングを刻み、薪に火をつけて焼き上げることをすべて屋外で実地研修となりました。
スペシャルトッピングも大好評で4月にスタートした同期生同士で会話も弾みました。
おなかがいっぱいになった午後は室内でアウトドアや防災で役立つ基本的な3つのロープワークを実習しました。
短いロープをつないで長くしたり、しっかりと結んだ後に簡単にほどくことができる「ほんむすび」、杭や柵にロープをしっかりとかけるために「まきむすび」、長さを調節できる「自在むすび」の3種類です。
各班に分かれてロープをむすぶ速さを競ったりしながら確実に結び方を覚えこみます。
最後には野外活動で急な雨や強い日差しをよけたり、災害時に役立つようにタープを張る練習を行いました。
15分ほどの時間制限を設けたものの、結び方を何度も練習したおかげか皆さんで5分ほどでタープを張ることができました。
アウトドアで遊んだり美味しいものを作ったりしながらも、いざというときに火が起こせたり、雨風を避けたりすることができる火おこしやタープ張りをシニアの皆さんにもご紹介しました。センターではこうしたこと日常的にお伝えすることで、いついかなる時でも心に余裕をもっていただき、楽しみながらも生き延びることにつながればと思っております。今日体験されたシニアの皆さんにも、お家に戻ってからも家族や近隣の方に今日の学びを広げていっていただければ思います。(川村)
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