ミツバチの巣箱設置
昨日今日の冷たい雨と強風で桜の花も散り際を迎えています。
桜の花が散り、ハリギリが新芽を伸ばすこの時期にミツバチの新年度が始まります。
ミツバチは春先に新しく女王蜂が生まれます。そしてお母さんだった1世代前の女王蜂が新しい巣を求めて古い巣を出ます。
その時に働き蜂を半数ほど連れ出す「分蜂」という事象が発生します。
そろそろ時期的には分蜂のタイミングになったので、センターでミツバチを飼う為に巣箱を設置することにしました。
昨年は分蜂した蜂たちを一旦巣箱で飼うことに成功したのですが、秋には巣箱から蜂がすべていなくなってしまいました。
今日は、昨年使用した巣箱を修復して蜜蝋を塗り、日当たりの良い木陰の傾斜地に巣箱の設置までを行いました。
そして、風で飛ばされないよう土台にロープで縛り付け、雨除けのひさしも取り付けました。
後日、ミツバチが巣箱に飛来するようなさらなる仕掛けをして、分蜂した蜂たちが定住してくれるようにしていきたいと思います。
果樹の花が咲き乱れ、ミツバチが飛び交うような里山の自然が実現できるといいですね。(川村)
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