人間関係論の授業で宿泊研修中
今日は、「おだわら看護専門学校」で看護師として学んでいる学生の皆さんが、宿泊研修にいらっしゃっています。
学生の皆さんは、将来、患者さんをはじめ、そのご家族、医師、医療福祉関係者、と多くの人々とチームを組んでコーディネーションをする役割も期待されています。
そうしたことから、今回の宿泊研修での自己体験から、チームワークやコミュニケーションを学び、自身と他者との理解を深めて、人間関係を学ぶことを目的にしています。
午前中はセンターへ到着後、簡単なゲームをして緊張をほぐしつつ、人との関わり方をあらためて確認していきました。
そしてセンターの職員を含めたカウンセラーとともにチームに分かれ、自分のニックネームを書いた木の名札作りを行いました。
午後は各チームごとに分かれアドベンチャーツアーに挑戦しました。
アドベンチャーツアーは「ジャイアントシーソー」、「しりとり回し」、
「ドレミパイプ」、「Aフレーム」、「フープリレー」、「風船リレー」、「キャッチザステック」、「オール・ア・ボード」、「パイプライン」、「ターザンロープ」、「ステッピングストーン」、「ビート5」、「バレーボールトス」、「バンブーダンス」の全14種目。
例えば時間内にフープをくぐる「フープリレー」や2部合唱で歌を奏でる「ドレミパイプ」、竹の竿を集団で飛び越える「バンブーダンス」、パイプを繋いで次々と渡していく「パイプライン」、大きなシーソーで全員でバランスをとる「ジャイアントシーソー」等々にチャレンジし、課題をクリアする時間などで各チームが得点を競いあいました。
これらのアドベンチャーツアーでは、様々な課題にチームで取り組み、声を出しあい、ともに身体を動かして、協調したりや協力をすることで、チームのメンバーやカウンセラーとの関係性が少し変化してきたようでした。
少し日差しがきつく汗ばむ陽気の中で、次第に学生の皆さんの緊張感もとけ、課題解決のために声掛けや会話の量もより増えていきました。このあと、夕方からは夕食の準備をしたり、木こりのろうそくの火を見ながら振り返りをしたりとプログラムは夜まで続く予定です。
アドベンチャーツアーを行う中で仲間と作戦を立てたり、お互いに声を出してリズムをとったり、相手の動きを見て自分が動くことで課題をクリアしてきた皆さんですから、この後のプログラムでもコミュニケーションが促進され、お互いの距離が縮まるっていくことを期待したいと思います。(川村)
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