JBA認定ブッシュクラフター(クラフトベーシック)講座・検定が開催
今日は日本ブッシュクラフト協会の認定ブッシュクラフターのクラフトベーシック資格講座が行われました。
講師は日本ブッシュクラフト協会の代表理事の相馬さんでした。
午前中はブッシュクラフターでもあるイラストレイターのスズキサトルさんの「森の生活図集」を教本としてブッシュクラフトナイフの事やクラフトを行うときに必要なノッチ(木の削り方)などの座学と練習を行いました。
皆さん講習用に支給だれたスゥエーデン製のクラフトナイフ「プーッコ」というタイプのナイフで柔らかい木を使いノッチの切り方を練習しました。
少し練習をしてコツをつかめたら次々と用途の違う削り方を学んでいました。
これらのノッチは木を組み合わせてランタンを吊るすスタンドやお湯を沸かすときに使う自在カギなどを作りフィールドで使うために役立ちます。
さらに学んだ複数のノッチを1本の木の棒で作る「トライスティック」を作ったりしました。
午後は練習したことを活かして、実際にセンターの樹木を使い「ポットフックハンガー」(やかんハンガー)と「ランタンスタンド」を作りました。
さらに今回は認定ブッシュクラフターの検定を兼ねているため、たったの15分間でこの二つを作る実技試験もありました。
受講者の皆さんは自然の木の形や硬さに苦労しながらも着実に練習を重ねていました。
実技試験の最終確認は実際に水を入れたポットやランタンを吊るして倒れたり落ちたりしないかのチェックを受けました。
試験時間を少し延長したところほぼ全員の受講生の方が課題をクリアしていました。
実技の後は検定の筆記試験となり、午前中に学んだテキストで習ったことを回答していました。
朝から「日本ブッシュクラフト協会(JBA)」の事や「認定ブッシュクラフター資格」についてから始まり、「プーッコナイフ」を使った木の削り方、のこぎりでの生木の切り方、からナイフの研ぎ方まで、沢山の事を学ぶことができて充実したことだったと思います。
また、昨日切り出されたどんぐり山の木にとっても、キャンプなどで必要となる野外活動の知識が、大勢の人に伝わっていくことで大きな役割を果たせた事でしょう。
この後も日本ブッシュクラフト協会の認定ブッシュクラフター検定が予定されていますので、ブッシュクラフトに興味のある方は山の知識を学んでみませんか(川村)
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