本格コンペティションBBQ!
今日は2月9日、ニ・クの日です。
雪がちらつく昨晩から今朝にかけて10名ほどのBBQ仲間たちが合宿をしています。
ここ黒川青少年野外活動センターでは幸いにも雪が積もることはなかったのですが、この利用団体さんは一晩かけて肉の塊を調理していました。
朝になって職員が挨拶に伺うと、ちょうど牛の堅い肉の部位「ブリスケット」と豚「ポークバット」が焼き上がりました。
彼らはアメリカ本国で行われているBBQの競技ルールに則り、一年に数回センターで合宿を組んで、温度管理や味付けなどの調理方法を研究しているそうです。
日本のスーパーマーケットではなかなか見かけないBBQソース、BBQラブ(粉末状のスパイス調味料)をたくさん持ちよったりして、BBQ好きには壮観な眺めです。
そして肉の内部とBBQグリルに温度計を仕込み1時間ごとに様子を見ながら外側がパリッと内側は肉汁あふれるジューシーさを追求します。
また、何よりも特徴的なことは、コンペティションクラスのBBQでは、普段一般的に行われるBBQグリルとは異なり炭や薪を入れる場所と肉を配置する位置が違うグリルを使います。
また、何よりも特徴的なことは、コンペティションクラスのBBQでは、普段一般的に行われるBBQグリルとは異なり炭や薪を入れる場所と肉を配置する位置が違うグリルを使います。
直接肉を加熱するのではなく、温かい空気が当たることでスモーク香をつけながらじっくりと焼き上げるため、結果として長時間つまり夜通し焼くことになります。
また当然のことながら小さく切ってしまうと肉汁が出てしまうため、肉も大きな塊のままで焼き上げます。
このようにして堅めのお肉もおいしく柔らかくするという本格的BBQの原点を彼らは楽しんでいたようです。
事務所のスタッフにも少しおすそわけをいただきました。独特なBBQソースの味とスモーク風味が後をひくおいしさでした。
今回の参加者さんたちのような国内のBBQインストラターが大勢の集う「BBQの聖地」とセンターはいわれています。
BBQの好きな方はBBQ検定を受けるなど本格的なBBQに触れてみてはいかがでしょうか。(川村)
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