ツリークライミングフィールドの整備
今日は、どんぐり山でツリークライミングを行うときに使用しているコナラの元気がなくなって来ているので、ツリークラミングジャパンの有志、「黒川の地面を柔らかくする会」のメンバーが弱っているコナラの木を元気にするための整備を行いました。
木は弱ると木の中に入り込む虫に負けてしまい、余計に木が弱くなってしまいます。そこでまずは虫退治です。針金で虫の食った穴をつつき殺虫剤をかけます。もともとこのコナラが弱っていることを見つけ たのは虫が彫った穴で分かりました。
そして地表に這っているコナラの根を踏み固めないよう土留めを行い、容易に駆け上がれないように保護をします。しかし土留め作りは大変です。まず崩れないように太い丸太を立てる穴を掘り、堀った穴にまっすぐに杭を立て、その立杭に横木を這わせます。しっかりした土留めをするために立てる杭も太い丸太を使ったので、切る事もまっすぐに立てる事も一苦労でした。会のメンバーの中に一級造園士がいたので、竪穴を掘る道具も丸太を切るチェンソーも持参していただいたので何とかスムーズに、そして頑丈な土留めができあがりました。
そして今日の整備の最後は、土留めでふさいでしまったのでフィールドに入るための入り口となる階段の作り直しです。以前から設置されていた階段は、すべりやすくて歩き辛かったため、これも土留め同様に、杭を打ち足組を横渡しして平らな段を作りました。あわせて階段通路の脇の笹も刈り込み通り易くしました。
多くの子供たちがツリークライミングで登るコナラですから、何とか再び元気になってほしいものです。(川村)
| 固定リンク