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2018年9月 7日 (金)

胡桃を食べる!

季節の変わり目となりそろそろオニグルミの実がたくさん取れ始めています。
そこで今日は昨年収穫したオニグルミの在庫の消費方法を考えてみました。
たまたま手にした雑誌に胡桃だれと胡麻だれの冷やしうどんが掲載されているのが目に入ったので、早速くるみのつけだれをつくることにしました。
収穫して乾燥保管していた胡桃を割ります。とはいえ固い殻のオニグルミ。
ブッシュクラフトの知恵でナイフを当てて叩き割る”バトニング”で挑みましたが、殻が固いためになかなかナイフの刃が入りません。
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無理やり殻を叩き割ると中にある胡桃の実も粉々になってしまい、実を取り出すのにとても手間がかかります。
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このままでは食べるところまでたどり着けないと思い、何か良い方法はないかと調べ、昔の人は胡桃を煎ってから割るということが分かったので、珈琲焙煎で鍛えた焙煎の技で、胡桃の固い殻が割れて口を開く程度に焙煎してみました。
するとどうでしょう、ナイフの刃がスッと入り、中身を粉々にすることなく胡桃の実が取り出せます。ここからあとは煎る、割るの単純作業。
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材料の準備ができたらタレつくりに入ります。
取り出した胡桃を荒く砕き、再び焙煎し、すり鉢でなめらかになるまですり潰します。
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胡桃が滑らかになったらキビ糖とお醤油、そしてお湯を少々加えて混ぜて完成です。
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試作なので少量でしたが、乾麺を茹でてつけて食べたら胡桃の風味が口に広がり野趣あふれる美味しさでした。
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この秋口に胡桃を集めることができれば、少し手間はかかりますが、自然の味を試してみてください。(川村)

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