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2018年9月 6日 (木)

嵐の後は(その2)

最近は台風に地震、自然災害が次々と訪れることに驚く毎日です。
さて、昨日まで強風が続いたセンターの木々も枯れ枝が折れて枝に引っかかったり、折れたまま垂れ下がっていることが多いため、野外活動を行うときに危なくないよう周囲の折枝を確認しました。
すると集会室の前にはえている桜の木の枝が折れ2本ほどぶら下がっていました。
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立ち木に引っ掛かった大きな折れ枝や枯れ枝は英語でウィドゥメーカー(Widow maker)と呼ばれています。
それこそ何かの拍子で落下したら、下にいる人が怪我をしたりするため、安全確保のために除去する必要があります。
しかし、脚立では届かないし、竹竿でも叩き落とすには大きすぎます。
こんな時はツリークライミングで習得した技術を生かすしかありません。
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スローライン(Throw Line)という細くて丈夫な紐を折れた枝に引っ掛けて、その紐を引き、枝を下に落とします。
周囲と自分自身の安全を確認し、何度か紐を力いっぱい引き30分かけて地面に落としました。
大きな折れ枝は5mほど、小さな折れ枝は1.5mほどでした。
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どちらの枝も折れた部分は腐食をしており、特に小さな枝の方は菌類の繁殖がすすみ、台風などの強風が吹かなくても折れていたことでしょう。
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どんぐり山の中の木々は日々新陳代謝をしています。ですから台風が来なくても自然に枯れて折れたりすることもあるでしょう。
もし万が一、頭上の木の枝に大きな折れ枝が引っ掛かっているのを見つけたときは、事務所のスタッフに一声かけていただけると幸いです。(川村)

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