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2018年4月 8日 (日)

第二回認定ブッシュクラフター資格講座

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本日は、第二回ブッシュクラフター資格講座が開催されました!参加者は28名。講師にブッシュクラフトの相馬さん、伊藤さんの二人に来ていただきました。サポートでセンター所長の野口も参加。また、参加者サイドとして、センター職員の小川(かぼちゃん)と柏原(かっしー)も参加して、実際に講座を受けてきました!
その一部をご紹介します。


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午前中は座学。ブッシュクラフトとは何なのか、資格を取るとどういった場で活躍できるのかというお話から、相馬さんが書かれたテキストに沿って、ナイフの部位の名前や、薪の組み方、火起こし後の後片付けの方法まで幅広く教えていただきました。講習の最後には筆記試験があるのですが、果たしてどうなることやら・・・・。
ちなみに、火床←これ読めますか????



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午後は外に出て実技の講習スタート。最初にメタルマッチの使い方を教わりました。ただ二つを擦るのではなく、強く火花を出したいときや、遠くに火花を飛ばしたいときなど、状況によって擦り方も変わってきます。奥が深い、、、
相馬さんの手本を見た後に、実際に麻縄をほどいたウール状のものに火をつける練習を行いました。



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次に、バト二ングを教わりました。バト二ングとは、ナイフを使って薪を割っていく技術のことで、ただ二つに割っているように見えて、実はコツが必要なことがやってて感じました。バト二ングは結構面白く、やってる最中は皆さん無言になるので、「カンカン」と薪を叩く音だけが響く不思議な感じでした。



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次にフェザースティック。その名の通り、翼のように薄くカールするように薪を削っていく技術です。相馬さんや伊藤さんはいとも簡単に作ってしまいますが、実際は、薄くしようと意識して途中ではがれてしまったり、逆に深く削り過ぎてしまったり、綺麗にカールしなかったり、本当に難しいんです。不器用な方はご用心!
ですが、皆さん徐々に慣れてきて、上手くきれいなカールのフェザースティックを作っている方もいました。一方で相馬さんは「火がつけばいいんだよ」と言ってくださってました。有り難いお言葉。。



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そして実技試験がついに始まる。今まで習った技術を駆使して、高さ20センチに張られたロープを10分以内に切れればクリア。試験が始まると今までの空気が一変、みんなが真剣な顔になり、本気で試験に取り組んでいました。ロープが切れた瞬間の笑顔がナイス!



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試験の後は片付け。火床を作るために掘った穴を、元のように戻します。そこでなにも無かったかのように。約30人で土をいじる光景はまるで甲子園のよう。とてもシュールな光景でした!ですが、この工程が一番大事で、火の後始末をしっかりすることで、事故を防止するだけでなく、気持ちよく帰ることができます。しっかりとここまでやって、一つの野外活動なのです。


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最後に室内に戻って筆記試験。30分間復習をする時間があって、皆さんそこで悪あがき(笑)
最後の力を振り絞って頑張りました!思ったより難しかったような・・・



今日一日、とても有意義な時間を過ごすことができました!
メタルマッチを始め、今回使用した道具は、災害時にかなりの活躍をしてくれます。しかし、その時だけでなく、日常でも使えて、使い方も簡単なので、誰でも扱う事ができるのも強みだと思いました!
手軽にお洒落な道具を使って火起こしができる、そしてできると本当に楽しい!是非皆さんも機会があれば体験してみてください!(柏原)

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