ブッシュクラフト体験
本日は、川崎市内の児童館や学童保育の職員さんたちが研修にきました。
職員さんたちが今回体験したのは、ブッシュクラフト。
ブッシュクラフトとは、『森と生きる知恵』とも言われ、昔から受け継がれている火おこしや、ナイフワークから始まります。参加者のみなさんは、写真のスターターキットを使って、体験していきます。
講師には、ブッシュクラフト株式会社 代表取締役 相馬さんにお越しいただきました。
初めに、ブッシュクラフトのことや道具について、説明を聞きます。お話や映参加者のみなさんも、初めて見るものに興味津々。
すぐに、相馬さんのお話に引き込まれていったようです。
その後見せてくれた映像は、見ていると自分も自然の中に入っていってしまうような、そんな感覚になりました。
「森の中に入った時に、ヒトと動物との違いは、火を扱えるかどうかです。しかし、最近文明が発達してしまったために、火を扱える人がとても少なくなってしまっている。」そんな、相馬さんの言葉がとても印象的でした。
説明を聞いた後は、実際に外に出て体験しました。初めて触るメタルマッチ(火を付ける道具)やナイフ。早く使ってみたくてワクワクしている様子でした。
実際に、相馬さんが火を付けてみます。メタルマッチを1回こすっただけで、火口の麻ひもに火が付きました!
参加者のみなさんからは、歓声が上がっていました。
ペアを作って、実際に自分たちでも体験してみます。火が付くと、「やったー」と喜びの声が上がっていました。
その後は、ナイフで薪割り。ぱっかーん!と気持ちよく割れるところもあれば、苦戦しているところも。すべてそれぞれの良い体験になっていたと思います。
割った薪に火が付きやすくなるように、フェザースティックと呼ばれる、薪を毛羽立たせる方法にも挑戦してみました。
なかなか作るのが難しいフェザースティック。
達人の相馬さんは、たくさんのフェザースティックを作っていました。木の上に置いてみると、飾りみたいになっていました。
参加者のみなさんも、夢中になって作っていました。
焚火は、準備が8割と言われているそうです。ここまでの準備がとっても大切になります。自分たちが準備したもので、実際に火を付けていきます。
麻ひもに火を付けたら、その上にフェザースティックを置きます。木に火がついて来たら、次の木へ。そうやって火を大きくしていきます。
どのペアも、上手に火を付けることができました。付いた火で、マシュマロを焼いて食べました。
「あったかいね~」と、火を前に、そんな声も聞こえてきました。
火を見ながら、自然と笑顔で普段のお互いのことを話しているペアもいました。
初めまして同士のペアも、すっかりと打ち解けているようでした。一緒に活動すること、火を囲むことで、そんな空気ができたのではないかと思います。
活動自体も、とても楽しんでくださっていたようで良かったです。
ぜひ、現場の子どもたちへもこの体験を届けてくださいね。
自分の活動場所では、火おこしができない方はぜひ、子どもたちを連れてセンターへ体験しに来てください。
本日はありがとうございました。 (小針)
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