森の生き物観察
本日は、神奈川シニア自然大学校の皆さんが森の生き物を観察しに来てくださいました。
講師は、東京学芸大学 名誉教授 北野日 出男氏です。
午前中の座学では
『生き物の名前を知ることで世界が広がる、道端の野草も綺麗に見える』
『遺伝子をたどると、虫も人間も一緒』
『携帯やパソコンの普及により、自然の中に出なくても、昆虫を見ることができてしまう。本物の自然に触れる経験をもっと増やしていきたい。』
と北野氏はおっしゃっていました。
なので、午後にはセンター周辺の自然の中で昆虫や植物を探しました。
木の傷口の防御反応について、ハルジオンとヒメジオンの違い、つくしは草なのか花なのか等を教えて頂きました。
あとは、様々な昆虫を捕まえ『先生、この昆虫の名前は何ですか?』『この植物は何ですか?』という質問が活発に飛び交いました。
植物も昆虫も雑種が増えており、今やDNA鑑定する時代だそうです。
最後に捕まえた昆虫を元いたセンターの周りに返しました。
センター周辺、蚊も増えてきました。長袖長ズボン着るなど対策をして、散策を楽しんで頂けると幸いです。
(藁谷)
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