里山の自然観察とよもぎ団子作り
本日センターにて、『里山の自然観察とよもぎ団子作り』が実施されました。
参加者23名、スタッフ8名、センター職員3名での開催となりました。
次第にポカポカと暖かくなり、春が感じられるような気持ちのよい天気。
センター内の桜も開花し、良い自然観察日和だったと思います。
まずは里山へ出かけていき、自然観察を行いました。
神奈川シニア自然大学校の図鑑プロジェクトのメンバーが案内人となり、黒川の自然についてインタープリテーションしてくれました。
その後センターに戻り一休みをした後、よもぎ団子作りが始まりました。
よもぎ団子作りの講師は、センター所長野口が担当しました。
よもぎ団子に使う「よもぎ」は、センターの利用団体さんで自然体験フェスティバルなどでよもぎ団子コーナーを長年担当して下さっている方が近くで集めてきてくれたものです。
「近くで採れたよもぎを使って…」というのも特別ですし、人の手によって大事に集められたよもぎと思うとより特別に感じます。
まずは、よもぎを包丁を使って細かくたたいていきます。
交代交代で包丁担当を変えながら、和気あいあいと作業している姿が印象的でした。
よもぎをたたき終えたら、臼と杵を使って蒸かした餅とヨモギをつき合わせていきます。
重たい杵をもって「ヨイショ!」と元気な掛け声でこねました。
白い餅とみどりのよもぎが、こねることで次第に合わさっていきます。
上手につき、綺麗な緑色になってきました。
こねあがった餅は自分たちの手で薄くのばし、その中にお好みであんこを包み、半分に折ってその場で「パクッ」と食べました。
あんこはこしあんと粒あんを用意し、お好みのあんこを包んでもらいました。
「美味しい!」という声も多く聞こえ、みなさんパクパク食べていました。
センター特製、つぼ焼き芋もみなさんに大人気でした。
春を、目や口で楽しむことのできた時間になったのではないでしょうか。
本日ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。
(黒田)
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