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2016年2月20日 (土)

特製☆手作り【みそ】~みそ・みそみそ・手前みそ♪~

本日は黒川野外活動センターの主催事業、
特製☆手作り【みそ】イベントを開催しました。
参加者は51名、老若男女大勢の方にご参加いただきました。

まず始めにスタッフより大豆クイズを出題!
大豆の花はどれ?一番古い多い大豆加工食品は何?
といった、大豆にまつわるうんちくを楽しいクイズ形式でお勉強♪
お子さんの参加者も多かったのですが、皆さんかなり知識がおありの様子。
小さいうちから、食べ物について興味を持ち、
自分の口に入れるものに気を配れるようになると、
その後の免疫力、健康に大きな差が出てきますね。

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次に、大豆煮込み&麹見学チームとざる豆腐作りチーム、
2班に分かれてそれぞれの活動へ。
ざる豆腐チームは、まずふやかした大豆をミキサーにかけ、
それをしぼって豆乳とおからを作る作業。

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おからはお持ち帰りです。
豆乳ができたら、沸騰直前でフワッとしたら火を止めて、
にがり入りのお湯にそーっと入れていきます。
にがり入りのお湯は温度管理が難しい!80度前後に調整します。
それを20分放置し、ざるにあげればできあがり♪
あとは、完成を楽しみに待つばかり。

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大豆煮込み&麹見学チームは悪天候の中、
外の大鍋で煮ている大豆を見学。
大豆は一晩ふやかしたものを煮ます。
みんなで少し試食してみますが、
皆さん口々に「あま~い!おいしい^^」とおっしゃっていました。
これが、あとで使う味噌の原料になるわけです。

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次に、麹と黒川味噌の見学。
黒川には3種類の麹があります。
麦麹、米糀、玄米糀です。玄米糀は今年初めて成功した一品!
それぞれ味わいが違って、違う味の味噌ができます。
ちなみに…
米味噌は日本で生産される味噌の80%を占めるポピュラーなお味噌。
麦味噌は主に中国、四国、九州地方に多く、
もともとは農家が各家庭で作っていた自家用の味噌だったため、
「田舎味噌」とも呼ばれているそうです。
みなさん麹に興味津々でした。
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毎年仕込んでいる黒川味噌の試食も大人気で、
皆さんそれぞれお気に入りを見つけられていたようです。

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さて、午後は味噌作りの本番。
煮込んだ豆をミンチ器に入れて、レバーを回して絞り出します。
モンブラン(お菓子)みたいに、にゅーっと出ます。
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その後、麹を投入!
この霧みたいなものは、麹菌です。
そして、塩を入れてまぜて完成。
米味噌、麦味噌それぞれお好きなものをお持ち帰り。
夏を越せば美味しい味噌が食べられます。
パカっと開けたくなる気持ちを抑えて、
麹さんたちの好む環境に置いておいてあげましょう。

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ちまたの食品は添加物が多く添加されているため、
確かに腐りにくくはなりましたが、その分体内の微生物の環境も悪化しているはず。
免疫力強化のためにも、おいしいおいしい手づくり味噌を
微生物に感謝しながら味わって食べる。
そんな丁寧な生き方こそ、今の現代日本人に必要な意識ではないかなと感じます。
本日ご参加の皆さま、夏を越えて完成した味噌のお味を
是非センターにも報告にいらしてくださいね(村上)。

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