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2016年2月 4日 (木)

神奈川シニア自然大学校 里山保全科 活動 第10回

今日は、神奈川シニア自然大学校の第10回目の活動でした。
参加者は、4名。シイタケの植菌をするための原木調達、つまり、木の伐採が主な活動です。

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まずは、植菌についての説明です。
シイタケを育てるのに適しているのは、クヌギやナラなど。
そこにドリルで穴をあけ、菌を植えます。
菌が原木に回り、シイタケが出てくるという仕組みです。

すぐに食べられるのかと思いきや、2回夏を超えて初めて出てくるとのこと。
なかなか、手間暇がかかります。

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ヘルメットとのこぎりを着用し、準備体操をしてスタートです。
巨大シーソーの上の山に、根っこが丸見えになっているコナラの木があったので、
それを切り倒します。

そして、実は、その前に立っているシラカシを切らないと、うまく倒れないので、
まずは、シラカシを切ります。

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枝葉がついている向きに倒れると倒れる向きを考え、木を引っ張ります。
倒れた後は、枝を落とします。
これが結構大変です。のこぎりをフル活用して、少しずつ枝を切り落としました。
枝を切るにも、そこで支えている太い幹が落ちてくる可能性もあるので、
複数名で切る際には注意が必要です。
声を掛け合いながら、切っていきました。
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いよいよ、コナラを倒します。直径は約40㎝。なかなかの大木です。
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所長がチェーンソーで切っていきます。
P1260895もうすぐ倒れます。




P1260914 P1260917無事に倒れました!!
倒れた後は、またまた枝を落とします。
太い幹も、玉切りにしていきました。


これだけたくさんの枝葉が出たので、燃やすことにしました。
実は、切ったばかりの木は水分を多く含んでおり、
葉っぱだけが燃え、枝になかなか燃え移りませんでした。
途中で、乾いた薪を入れた途端、安定した火ができ、大きく燃えあがりました~!
P1260918P1260920そして、たき火と言えば、お楽しみの時間。
さつまいもとカボチャを入れてみました。


焼けるのを待っている間に、実は、今日のメインの、シイタケの植菌(お試し)です。
今日は、先月伐採していた原木に植えました。
倒したばかりの木は、菌がうまく回らないため、1か月くらい寝かしておきます。
(来月の活動でしっかり植菌をする予定です。)
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ドリルで穴をあけ、シイタケの菌を入れます。
そして、金づちでコンコンと打ち込みます。
穴の大きさや種菌の入れ具合も重要だとか。

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P1260935今日は、3本の原木を作り、落ち葉の上に寝かせました。
うまく出てきてくれるといいのですが、、、結果が分かるのは、約2年後?!です。


P1260940最後は、おいしい時間で少し振り返りをしながら、次回(今年度の最終回)についての話し合いをして締めくくりました。

今日は、なかなかの重労働だったと思いますが、みなさん、お疲れ様でした!森も明るくなりました。ありがとうございました。(高柳)

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