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2015年12月14日 (月)

シニアの社会参加支援事業その2

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本日は12月7日に引き続き、麻生市民館主催のシニア世代対象の講座を行いました。「アウトドアの知識を防災に活かす!」をテーマにしています。今回は「火起こし」に焦点を当てました。

まずは薪の割り方です。ナタで薪を割るときのポイントとして「細い薪は割りばし位の細さが良い」「薪にナタでささくれを作ると燃えやすくなる」などを伝えると「へぇ~!」という声が聞こえてきました。

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ファイヤースチールで火起こしに挑戦です。金属の棒に小さなヘラを打ち付けると火花がパッとでます。が、火花はでるものの、着火剤になかなか火が付きません。

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何度も棒にカチカチとヘラを打ち付けていると、ようやく火がおきました!「おおーー!!」と大歓声です。苦労して生まれた火はかわいく見えますね。点いた火は、石焼きいも器の火種になりました。

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その後は、自分達で薪を組んで火起こしをしたり、先ほど火を点けた石焼き器とセンター自慢のつぼ焼きいも器で
、焼きいもの食べ比べをしてみたりしました。「私はこっちがいいわ」「こんなに美味しいのか」「普段食べられないからもっと食べたい」など皆さん夢中になっていました。

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災害時に役に立つ「ロケットストーブ」もご紹介しました。簡単に作ることができる上に、少しの枝でよく燃える便利な道具です。直火することがなく、移動させることができるので扱いやすいことも特徴です。
ロケットストーブで実際にお湯を沸かして、先ほどのおいもと一緒にお茶を飲むこともしてみて、和やかな雰囲気の講座となりました。

災害時にこうした火と道具を上手に使えるように、普段から使ってみると良いかもしれません。その際はぜひまたセンターに遊びにきていただき、楽しみながら使ってみて欲しいと思います。平日は比較的空いている日がありますので、お気軽にご相談ください。(片岡)

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