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2015年12月23日 (水)

石窯&パン作りの検証実験

本日は、野外炊事場のカマドを使って、石窯の試作をしました。この先の事業での活用を目標に、実際にパンを焼いてみます。
さて、上手に仕上がるでしょうか。
まずは、石窯づくりからスタートです!
1←作業前
8←試作品1号の石窯です!
石窯は、炎ではなく、蓄熱で焼いていきます。蓄熱のために、炎を上げて周りの耐熱レンガを温めていきます。石窯は、一つの部屋で行う場合が多いのですが、この石窯は二層式にしています。二層にすることで、焼いていく部分と炎の部分が分けられるので、簡単に温度管理ができるのです。

P1240816_2 石窯の空気孔は通常上に煙突で付けますが、この石窯では再現できないため、上部にも窓が少し空いています。

P1240826_2 熱して、火を安定させてしばらく置くと、石窯が蓄熱され、レンガが白く変わりました。あっという間に300℃を超えるところまで行きましたが、パンにはせいぜい200℃でよいそうで、火を落とします。
P1240822P1240829P1240833 P1240832 このパンは、180℃15分で焼けるというレシピでしたが、200℃を超えたところでの焼きだったので、7~8分で仕上がりました。

P1240837 もう一つ、大ぶりのパンも焼きましたが、大きい方が焼く時間もかかるため、パンの底がやや黒く焦げてしまいました。

P1240840 より長い時間、蓄熱された石にほぼ直に置かれてしまうため、焦げてしまったようなので、底上げしてみるとうまくいきそうだ、という検証結果になりました。
P1240843 この方法で、ピザもあっという間に焼けそうです。
第一回の石窯とパン作りは、見事に成功しましたが、これからの課題は、石窯のサイズが小さいので一度に焼ける個数が少ないこと、温度管理、焦げへの対応のようです。
皆さんにお披露目できるよう、さらに改良を加えていきたいと思います。(岸本)

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